1974年12月「L-31」の発売で始まった新たな伝統がLシリーズでした。もっとも低価格なモデルでも定価50,000円と決してリーズナブルとは呼べなかったLシリーズ。
YAMAHA新時代の騎手として世界に打って出るためにジャンボボディを採用。海外の音楽シーンを意識するプレイヤーには一定の評価を得ていくとともに、日本人の体形に合わせたFGの良さも再評価されるきっかけにもなっていきました。
翌1975年、後に「L四天王」の名前で呼ばれることとなるカスタムモデルのアコースティックギターが登場します。
左右非対称なデザインが目を惹く「L-51 Custom」、J-200タイプのジャンボボディの「L-52 Custom」、ヘッドから指板までのインレイが特徴的な「L-53 Custom」、DOVEテイスト溢れるメイプルボディの「L-54 Custom」の4本です。
革製のラベルにはもちろんこの人の直筆検品サインが入っています。そうです、テリー中本氏のものです。
同じく1974年、Lシリーズはスタンダードモデルとしても現在の中古市場でも人気の高い「L-5」、「L-6」、「L-7S」、「L-8」、「L-10」、「L-12S」、「L-12SN」、「L-15」のラインナップを一気に発表。加えて12弦仕様となる「L-12-5、「L-12-8」までも市場に投下します。