『新品のMARK VIは、こんなにも鋭く、太い。』
Mint condition!! Selmer MARK VI Tenor 1966
[概要]
セルマー(フラセル)・テナーサクソフォン、MARK VI(マークシックス)。ラッカー塗装仕上げ。High F♯キイ装備。 製造番号137xxx。1966年製。付属品:セルマー・プレート付きハードケース(外装一部破れ、ハンドル欠損)、ボディプラグ(プラスチック)、ストラップ(Selmerロゴ)
[状態]
使用期間1年未満。60年近く保管されていた個体です。オリジナルラッカー塗装がほぼ100%残っています。オクターブキイ・パーツはんだ入れ直し。その他は目立つキズ、凹みなし。管内外洗浄・全タンポ(CHANUタンポ・プラスチックレゾネーター)、フェルト、コルク全交換によるオーバーホール調整済み。(真鍮製のサムフックはオリジナルです。)
[特徴]
フランス・セルマー製、MARK VI中期の一本。
本機は、単なるヴィンテージではありません。
使用期間はわずか1年。その後、約60年ものあいだ大切に保管されていた、極めて希少なコンディションの個体です。オリジナルラッカーもほぼ完全な状態で残っており、現在市場で見かけるMARK VIとは、まったく異なる表情を見せてくれます。
多くのプレイヤーが知っているMARK VIは、長年吹き込まれ、エイジングを経た“完成後”の姿。しかし本機から感じられるのは、1960年代当時、プレイヤーが新品を手にした瞬間のフィーリングです。
サウンドは驚くほど鮮烈。輪郭は鋭く、反応はダイレクト。
太く密度のある音像を持ちながら、決して鈍さや枯れ感には寄りません。
一般的なヴィンテージサックスに抱かれがちな、柔らかく深いイメージとは異なる、若々しくエネルギーに満ちた鳴り。
“MARK VIは、本来こういう楽器だったのか”と、改めて気付かされる一本です。
もちろん、ただパワフルに鳴るだけではありません。
中期MARK VIらしい音の厚みと芯の強さは健在で、どの音域でも確かな存在感を保っています。
いま市場で出会えるMARK VIの中でも、このコンディションは別格。
ヴィンテージとしてだけではなく、“新品時代のMARK VI”を体験できる、極めて貴重な一台です。
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☆サックスのお手入れ方法