『息の流れはどこまでも素直に、響きは色彩豊かに。』
井手詩朗氏とヤマハが磨き上げた、フラッグシップYHR-869GD。
[概要]
ヤマハ・カスタム・フルダブルホルンYHR-869GD。ゴールドブラス、ミディアムスモールスロート(細ベル)・デタッチャブルベル。クリアラッカー塗装。12.1ミリ・ロータリーバルブボア。ロータリー・ロッドベアリング・アクション。F/B♭切り替え可。 可動式小指掛け。2018年製。付属品:純正セミハードケース(現在の付属ケースとタイプが異なります。詳細画像参照)、マウスピース(HR-34C) 新品価格1,287,000円
[状態]
ベルインナー奥にラッカー塗装剥がれ。ベル縁にスリキズ。ベル胴、ベルフレア、1番ロータリー抜き差し管に小凹み>すべて修正済み。その他、小さなアテ痕、薄いスリ痕点在。ロータリー分解、管内洗浄、軟モノ交換、各所整備済み。
[特徴]
ヤマハYHR-869GDは、ホルン奏者・井手詩朗氏の監修のもと、2002年頃より開発に着手。13年の歳月を経て、2015年に登場したカスタム・フルダブルホルンのフラッグシップモデルです。力強く響き渡るffから、繊細で柔らかなppまで、幅広いダイナミクスと豊かな色彩感を追求して設計されています。
4番ロータリーを親指側に置く、いわゆるクルスペタイプの構成ながら、4つのロータリーをガイヤータイプのように一列に配置。新設計のマウスパイプと組み合わせることで、スムーズな息の流れと自然なレガートを実現しています。一方で、マウスパイプにはあえて適度な抵抗感を持たせ、息をしっかり受け止めながら音をコントロールできる設計です。
ミディアムスモール・スロートの細ベルとゴールドブラス材の組み合わせにより、明瞭さの中に厚みと艶があり、強奏では力強く、弱奏では柔らかく繊細に響きます。ヘビータイプのバルブキャップ、高硬度洋白材を用いた抜差管、精度の高いベアリング式メカニカルアクションに加え、B♭管にも独立した抜差管を備えるなど、レスポンスと音程調整にも細やかな工夫が施されています。
クルスペタイプらしい豊かな響きと存在感を持ちながら、吹奏感はスムーズで、音色の変化にも柔軟に応える。奏者の表現をそのまま音へとつなげてくれる、ヤマハ・カスタムホルンの最高峰です。