『ヤマハが本気で作った、初のプロフェッショナル・サックス。』
YAMAHA YAS-61 ― 美品オーバーホール済み。
[概要]
ヤマハ・アルトサクソフォン、プロモデルYAS-61。クリアラッカー塗装仕上げ。1970年代製造品。付属品:純正ハードケース、マウスピース(YAMAHA YAS-L1/ティース痕あり)、プラキャップ、リガチャー、ストラップ
[状態]
ベル、U字管側面の一部に薄いラッカー変色。その他は小さいあてキズや薄いスリ痕、極小の塗装変色が点在する程度。凹み、修理歴のない美品コンディションです。管内洗浄、全パッド(CHANUプラスチック・レゾネーター※)、コルク、フェルト全交換によるオーバーホール調整済み。
※楽器のポテンシャルを最大限に活かすためにパッドはフランスCHANU(シャヌー)製パッドを使用しています。
[特徴]
1966年12月、ヤマハ初のプロフェッショナル向けサクソフォンとして誕生したYAS-61。
後継機種のYAS-62初代が欧米のジャズプレイヤーから高い評価を得たこともあり、初期のヤマハ・サクソフォンにはジャズ向けのイメージを持つ方も少なくありません。
しかし、YAS-61の本質はそこだけではありません。開発には、ミシェル・ヌオー氏(Michel Nouaux)をはじめとする当時のクラシック・サクソフォン界の重鎮が関わり、検品には坂口新氏も携わったとされるモデルです。
そして、じつは後継機種である初代62にも、アメリカのクラシック・サクソフォン界の名手ユージン・ルソー(Eugene Rousseau)が開発アドバイザーとして関わっています。
つまり、初期のヤマハが目指していたのは、特定のジャンルに偏った楽器ではなく、クラシックからジャズまで幅広く応えることのできる、完成度の高いプロフェッショナルモデルでした。
サウンドは、滑らかで上品。音にほどよいコクがあり、派手に暴れるタイプではなく、息を入れた分だけ素直に反応してくれる自然な吹奏感が魅力です。
本機は1970年代製造品ながら、半世紀を経たとは思えない美品コンディション。
薄いラッカー変色や小さな使用痕はあるものの、凹みや修理歴はなく、管体の状態も非常に良好です。
さらに、管内洗浄、全パッド、コルク、フェルト交換によるオーバーホール調整済み。
パッドにはフランス製CHANUプラスチック・レゾネーターを使用し、この楽器が持つポテンシャルをしっかり引き出せる状態に仕上げています。
ジャパン・ヴィンテージとしての魅力と、プロモデルとしての確かな実力。ヤマハ・サクソフォンの原点を、美しいコンディションで味わえる貴重な一台です。