Epiphone / FT-79 Cherry Red
ヴィンテージを選ぶ理由は、単なるスペックではなく「個体に宿る物語」や「唯一無二の存在感」にあるはずです。
だからこそ、ありふれた選択では満たされない。そんな方にこそ、この一本は響きます。

1967年から1969年という、わずか3年間だけ生産された“Cherry Red”
それは同時期のGibsonでもごく短期間にしか存在しなかった、極めて限られたカラーです。
現代の均一な塗装とは異なり、経年によってそれぞれ異なる退色を見せるこの色は、このギターが今日に至るまで歩んできた時を表しています。
そして、長い年月を経たものだけが持つ説得力を感じさせます。
この個体の魅力は、見た目だけに留まりません。

J-45と比較してスケールが長いFT-79は、テンション感のあるレスポンスと伸びやかなサスティーンが特徴ですが、この個体はそれに加えてドライブ感を感じるニュアンスを併せ持っています。
それは、弦だけが振動しているのではなく、ボディ全体が呼応し、空気を押し出すように鳴っているからだと思います。
軽くストロークしただけでも、音が詰まることなくスッと前に出ていき、和音の分離感とまとまりが絶妙なバランスで共存しています。
一言で言うなれば、まさに「ビンテージサウンド」と呼ぶにふさわしい、説得力のある響きです。
弾き込まれてきた年月が、このギターにしか出せないニュアンスを育て上げています。
新品では決して得られない、時間の積層。
しかし、ビンテージギターも新品のギターと同様に、弾くプレイヤーに合わせてなり方が変わっていきます。
さらに弾き込むことで、あなた自身の音がこの一本に刻まれていくのはギター好きにとっては、たまらないロマンです。

Epiphoneというブランドは、現代においても世界中のプレイヤーに寄り添い続けていますが、そのルーツはニューヨークの職人たちの手仕事にあります。
このFT-79は、その系譜を確かに受け継ぎながら、時代の空気とともに熟成された一本。
誰とも被らない色、誰にも真似できない鳴り。
そして、これからあなたと共に歩む時間。
この1本を心よりお勧めいたします。
[担当者コメント:望月]
使い込まれた圧倒的なルックスがかっこいい一本です。
アジャスタブルサドルのJ-45やJ-50でお考えの方には、ぜひ候補に入れていただきたい1本です。
弾き心地とサウンドどちらも自信を持ってお勧めします!
[スペック/付属ケース]
TOP : Spruce
BACK/SIDES :Mahogany
FINGERBOARD/BRIDGE:Rosewood
NECK:Mahogany
NUT WIDTH :40.0mm
SCALE :643mm
CASE :Chipbord Case
[修理・加工歴/交換パーツ/外観コンディション等]
※中古/ビンテージ品につき当店で検品してわかる範囲での情報です。
あらかじめご了承ください。
-弾き傷やバックル痕など使い込まれた傷がございます。
-アジャスタブルサドルを当店入荷後にココボロ製のサドルへと交換しております。
[演奏コンディション]
-12フレット上での弦高:6弦側 2.2mm、1弦側 2.0mm
-ビビりや音詰まりなど、演奏における問題はございません。