Gibson / 1930年製 Gold Sparkle L-2
Gibsonフラットトップの歴史を切り開き、後世に続くスモールボディの礎を築いた歴史的モデルの1本。
1926年に登場したL-1(1930年ごろよりシェイプが変更される)、L-0は通称ひょうたん型のボディシェイプをしているのに対し、1929年に登場した本機は後に続くL-00にようなボディの下部がスクエア形状のボディシェイプで生まれました。

本機はまさに後世に続くGibsonスモールボディの元祖とも呼べる大変貴重な1本です。
L-0、L-1と異なる点として挙げられるのが装飾ではないでしょうか。
それまでシンプルな装飾だった2機種に対し、ヘッドにあしらわれたリリー・インレイ、指板サイドのバインディング、ゴールドのロゼッタとパーフリングなど豪華さをプラスしたスモールボディです。

上記の他にもブリッジの形状が異なっており、L-00でも採用されるレクタンギュラー・ブリッジを採用しています。
このことからほぼGibsonスモールボディの基本が既に完成されていることが伺えます。

また興味深いのはチューニング・マシンです。
長方形のプレートを採用したオープンバック・チューナーと異なり、彫刻が施されたクラシカルなプレートにアイボリーのボタンを使用したオープンバック・チューナーなことから上位機種として販売されていたことが伺えます。

程よくフェードしたサンバースト・カラーのスプルース、ダークウォルナット・カラーを採用しホワイト/ブラック/ホワイトの3Pバインディングが巻かれています。
ヘッド裏にはMADE IN U.S.Aの刻印と中央には穴が開けた跡が見られます。
これはおそらくストラップを通すリングの金具がついていたのではないかと推測しています。
1938年ごろに登場したSJ-200にはヘッド上部にストラップを通すリングが標準搭載されていることから、この機構がある前からヘッド裏にリングをつけて演奏していたのではないかと想像が膨らみます。

[スペック/付属ケース]
TOP : Spruce
BACK/SIDES : Mahogany
FINGERBOARD/BRIDGE:Rosewood
NECK:Mahogany
NUT WIDTH : 45mm
SCALE : 630mm
CASE : Non Original Hardshell Case
[修理・加工歴/交換パーツ/外観コンディション等]
※中古/ビンテージ品につき当店で検品してわかる範囲での情報です。
あらかじめご了承ください。
-ボディトップ右側指板サイド〜サウンドホールにかけてクラック補修(パッチ補強)あり。
-ボディトップのブリッジ下(1弦ピン側)にクラック補修(パッチ補強)あり。
-ボディトップのブリッジ下(6弦ピン側)にクラック補修(パッチ補強)あり。
-ボディトップ左下にクラック補修(接着)あり。
-サウンドホール下中央からブリッジ上部にかけてクラック補修(パッチ補強)あり。
-ボディ全体にオーバーラッカーが施されています。
-フレット、ナット、サドル、エンドピン交換
-付属ケースの上蓋を止める金具が全て緩くなっています。
また、中央の蓋ロックが故障しておりますので、ご使用の際はご注意ください。
[演奏コンディション]
-12フレット上での弦高:6弦側 3.2mm、1弦側 2.5mm
-サドル突き出し量:約 1.0mm〜3.0mm
-音の詰まりやビリつきはなく、演奏状態は良好です。
[あんしん保証:6ヶ月]
[通販安心サービス]
通信販売の場合、お客様に試奏の機会をご提供できないため、商品到着後6日間のお試し期間を設けています。
ご自宅で商品をじっくりお試しいただき、ご満足いただけない場合は商品代金をご返金いたします。
※往復分の送料はお客様負担です。