『もう一度、あのBengeを。』
ドナルド・ベンジとジグ・カンスタルが蘇らせたBurbankより 6⭐︎Large Bore。
[概要]
バーバンク B♭トランペット
ベル:122mm/6 ☆イエローブラス、ライトウェイト
ボア:.470"/ラージボア
仕上げ:銀メッキ
重量:970g(実測)
製造年:2000年頃
付属品:なし/本体のみ
※ケースは付属しません。
[状態]
ベル根元、ベル胴、ベルフレアに小凹み修正痕。全体に薄いスリ痕、小さなアテ痕が点在していますが、メッキ剥がれや目立つキズはありません。3番抜き差し管のストッパーロッドのネジは先端止めタイプに差し替えられています。管内洗浄、軟物交換、各所整備調整済み。
[特徴]
Burbank Trumpetは、名器として現在も高く評価されるBenge Trumpetの音づくりをもう一度形にしようと、創業者エルデン・ベンジの息子ドナルド・ベンジと、Benge製作にも深く関わったジグ・カンスタルが1980年代半ばに立ち上げたブランドです。単なる名称の復活ではなく、古き良きBengeを知る二人があらためて設計と型を起こし、カンスタルの工場で製作をスタートさせました。
本機は122mmの6☆ライトウェイト・ベルに、.470"のラージボアを組み合わせた一本。ベルの反応が速く、明るく艶やかなサウンドが立ち上がります。ラージボアらしい豊かな息の流れを持ちながら、息が一気に抜けて制御しづらくなるタイプではなく、コンパクトにまとめた息でもしっかり反応するところに、Benge直系らしいフィールが備わっています。
重量は970g。初期のBurbankに見られる900gを切るほどの極端な軽量仕様ではなく、現代のライトウェイト・トランペットにも通じる適度な重量感があります。そのため反応の軽快さだけに偏らず、中音域から高音域まで音の芯を保ちやすく、吹き込めば色彩感豊かにサウンドが広がります。6☆ライトウェイトベルとラージボアの組み合わせを、必要以上に身構えず楽しめるバランスの良さも魅力です。
ベル各部には小凹みの修正痕や使用に伴うスリ痕などがありますが、目立つメッキ剥がれはなく、管内洗浄、軟モノ交換、各所整備・調整済み。ヴィンテージBengeそのものを追い求めるのとは少し違い、ドナルド・ベンジとジグ・カンスタルが“Bengeらしさ”をどう再構築したのかを味わえる一本。 明るく、艶やかに、気持ちよく鳴るアメリカン・トランペットを楽しみたい方におすすめです。