そろそろ真剣に考えておきたい
楽器たちとの老後

今や誰もが一度は口にしたことがある「終活」。自分にはまだまだ関係ないや、と思っていても周囲の同世代が断捨離などを始めると、いつかは自分も..と気になる方 も少なくないと思います。 縁起でもない!と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、終活とはすぐに死と向き 合うことではありません。来るべき日に向けてしっかり準備をしておけば、安心して 豊かな老後を過ごすことができます。終活とは実りある老後を過ごすためのものなのです。

早いに越したことはありません。間近に迫ってからでは、落ち着いてエンディングノートを作ることもできません。寝たり起きたりが困難になってしまうと、ハードケースを開けて楽器を確認するだけでも一苦労です。それはいつ?どこで買った楽器?　だんだんわからなくなってしまうかも知れません。 もっと身体が動くうちにやっておけば良かった..
と悔やむことのないように、元気な今こそ準備しておくべきことなのです。

エンディングノートを書きましょう。エンディングノートとは「死ぬ」ためでなく、大切な家族により多くのお金を残すことや実りある老後を過ごすためのガイドブックのようなものです。遺言状と違って法的な拘束はないため弁護士などの確認も不要です。だからあなたらしく、自由に作ることができます。 あなたが老後を全うしたその後に、残されたご家族があなたのことをわからない、 「お葬式はどうすれば良いんだろう」と迷うことのないように、あなたらしい人生の ストーリーを完結させるためのガイドブックです。