『深く、艶やかに。』
ジャンルを越えて応える、OIRAM IV。
[概要]
ヴァン・ラーB♭トランペット、OIRAM(オイラム) IV(4)。ブラッシュドサテン仕上げ。アンラッカー仕様。レシーバー、チューニング管、抜き差し管、ベルインナー:光沢アンラッカー仕上げ。135ミリベル。11.7ミリMLボア。ボトムキャップ:ヘヴィタイプ。楽器重量1192グラム。2023年製作品。付属品:保護袋(ケースなし)
[状態]
目立つキズ、凹み、修理歴なし。管内洗浄、軟モノ交換、各所整備済み。※アンラッカー(ローブラス)仕様のため、時間の経過とともに表面が酸化皮膜に覆われ色合いが濃くなり光沢の消えたマットな外観に変化します。表面の風合いは月日の経過で変化します。使用環境により変色具合は異なります。写真撮影時と現物に差が出ることが想定されますので、あらかじめご了承ください。
[特徴]
オランダのハンドメイド金管工房Van Laarを代表する看板モデル「OIRAM(オイラム)」。ベルギーの建築家 Mario Garzaniti がデザインを手がけたシリーズで、その名称は彼の名「MARIO」を逆から読んだもの。重厚な外観と独特の存在感から、ヴァン・ラーを象徴するモデルとして世界中の奏者に愛用されています。
OIRAMシリーズは一般的に“大きくダークなサウンド”のイメージを持たれますが、その個性を最も色濃く打ち出しているのはOIRAM IIやIIIです。特にIIIは、深く濃密なサウンドと圧倒的な存在感を備える反面、用途やスタイルを選ぶモデルでもあります。
それに対して本機OIRAM IVは、OIRAMシリーズの中でもっとも汎用性に優れたバランスモデル。実質的にはOIRAM Iをブラッシュアップした発展型とも言える存在で、IV登場以降、Iがほとんど製作されなくなったことからも、その完成度の高さがうかがえます。
135ミリベルによる豊かなスケール感を持ちながら、音像は必要以上に広がらず、響きは適度にコンパクト。レスポンスは俊敏で、スロットも安定しており、コントロール性にも優れています。軽く息を入れれば柔らかく深みのあるダークトーン。しっかり吹き込めば、艶やかで明るいサウンドへ自然に変化していきます。その音色レンジの広さこそ、このモデル最大の魅力です。
“ダークなOIRAM”への憧れはある。しかし高価格帯の一本だからこそ、できるだけ幅広い現場で使いたい──。そんな奏者にこそ、このOIRAM IVは非常に魅力的な選択肢です。OIRAMらしい世界観をしっかり味わいながら、ジャンルや編成を選ばず付き合っていける完成度の高い一台です。