説明
1940~1960年代のGibson J-45を大量に解析。まさにJ-45解体新書！
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Gibson / 1959年製 J-45
「貴重なカラーを纏ったJ-45」
1942年に登場したJ-45はラウンドボディを持ち、今やGibsonを代表するアコースティックギターに君臨し、特にヴィンテージは非常に高い人気を誇ります。
ー1959年〜1960年初期のみ登場したカラーリング
ボディトップにはスプルースを仕様し、ラウンドボディのシェイプは3トーンサンバーストで仕上げられています。
このカラーリングは1959年〜1960年のわずかな期間のみ製造され、本機は赤みもしっかり残った美しい仕上がりです。
サイド/バックには杢目が詰まったマホガニーを使用。
マホガニーの持つきめ細かな道管、杢目を損なわないブラウンカラーに仕上げられています。
指板は流れる杢目が美しく入ったローズウッドを使用。
ネックはマホガニーを使用し、太すぎず程よいグリップ感。
握り辛さは感じず、ストレスフリーに演奏できるシェイプです。
ローズウッドのアッパーベリー・ブリッジには53年よりショートサドルに仕様変更されており、本機も仕様変更に則りショートサドルが使用されています。
ボディ全体を震わす温かみとカラッとしたサウンドはこのブリッジならではの特徴です。
ピックガードは55年よりスモールピックガードからラージピックガードへと仕様が変わります。
ヘッドストックにはGibsonのシルクスクリーン・ロゴ、ヘッド角度は17度にセットされています。
ペグはホワイトボタンのKLUSON3連ペグを装備。
ペグは交換されていますが、印象を損なわないよう同タイプのものを採用しているところが前オーナー様のこだわりを感じます。
チェリーカラーが鮮やかに残っており非常に綺麗なコンディションを保っています。
59年は特に60年よりブリッジなどの仕様が変わるため、過渡期モデルとして非常に人気があります。
本機が持つ魅力をぜひご堪能ください。
[スペック/付属ケース]
TOP : Spruce
BACK/SIDES : Mahogany
FINGERBOARD/BRIDGE：Rosewood
NECK：Mahogany
NUT WIDTH : 42mm
SCALE : 624mm
CASE : Non Original Hard Shell Case
[コンディション]
-鮮やかなチェリーの赤みも残っており、状態共に非常にコンディションの良い個体です。
-音の詰まりやビリきもなく、演奏状態は良好です。
-12フレット上での弦高：6弦側 2.5mm、1弦側 2.0mm
-サドル突き出し量：約 2.0mm〜3.0mm
-新規フレット、ペグ交換あり。
-ネックにオーバーラッカーあり。
-サウンドホール右上、右下クラック補修あり。
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