クルトワ・ナカリャコフモデルについて語る...。みんなどうやって持ち運んでるの？？

0 コメント

くぼ管の中村です。

毎度ケースの話ばかりで恐縮ですが、今回はクルトワのナカリャコフモデルの収納ケースについて考えてみたいと思います。

セルゲイ・ナカリャコフ氏のシグネチャーモデルでもあるAC156NRは、4本バルブと195mmのテナートロンボーンにも匹敵する巨大なベルが特徴。厚みのある深いサウンドが魅力的ですが、見かける機会は少ないですよね。今回はそんな、ごく僅かな方々へ捧げる記事です。

圧倒的な大きさのベルサイズから、"ほとんどのケースに収納出来ない"というトランペット吹きにとって過酷なモデルの一つですが、実際に収納することが出来たケースをご紹介します。

●PROTEC C248

旅行バッグのようなソフトケースですが、超大容量の収納が可能なので大きささえ気にならなければおすすめです。

なんと、フリューゲルとトランペット2本が入ってしまいました。1本ずつとミュート、譜面台などを入れても良さそうですね。

●PROTEC PB301F

WEB近日公開予定

気持ちいい程フィットしました。強度ともに申し分ないため、保護性能重視であればぜひお試しいただきたいケースです。

ただしミュートの収納スペースがないため、別に持ち歩く必要がありますね。

●GARD BAGS Tp&Flgダブルケース

持ち運びしやすそうなケースではこちらがNo.1かもしれません。

ソフトケースではあるものの程よい強度を持ち、外側ポケットには収納スペースがたっぷり。ミュートを入れるには少し工夫が必要ですが、PROTEC C248に次いで収納力がありそうです。

3番抜き差し管が壁面に触れるため、外側からの圧力に気をつけるか、収納方法を考える必要がありそうです。

また、別売りのタコ・インサートを併用することで、ややタイトではあるものの、さらにコルネットを追加収納することが可能です。

●Marcus Bonna MBTPFHXL

※リンク先はXLではない通常モデルとなります。XLはごく僅かにサイズが大きくなりますが、デザインは同じです。

正直、このサイズに2本が収まるのはただただ衝撃でした。

XLモデルでないと収納が出来ないため、国内の流通はほとんどなく、納期は6-8ヶ月と長め。当店では時折発注しておりますので、気になった方はぜひ一度お問い合わせください。

●PROTEC PB314

これは番外編のようなものですが、シングルハードケースで収納が可能でした。

ベルサイズ的にはギリギリといったところです。純正ケースで持ち歩くのはさすがに不便...という方には良いかもしれません。

現時点で収納可能なケースは以上です。

このケースには収納できるの？なんてお問い合わせにも出来る限りお答えしますので、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

中村

タグ: 管楽器