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Gibson / 1961年製 Southern Jumbo
同じラウンドショルダーを持つGibson J-45の上位機種として1942年に登場したSouthern Jumbo。 本機のような定番の仕様になるのは登場から13年後の1955年からになります。
ーラウンドショルダー最終年
J-45と同様のラウンドショルダーを持つ本機のトップにはスプルースを使用。 細かなウェザーチェックや長年演奏されてきた傷などが相まってヴィンテージならではの風格を感じさせます。 1962年よりスクエアショルダーに移行されるため、本機はラウンドショルダーの最終期の貴重な個体です。
サイド/バックにはマホガニーが使用され、J-45には見られないブラックのバックストリップが採用されています。 こちらもウェザーチェックが全体に入っており貫禄ある風合いです。
指板にはローズウッドが使用され、ダブル・パラレログラム・インレイが採用され、上位機種ならではの装飾を纏っています。 また指板サイドにはバインディングが施されています。 6弦側3F〜5Fにかけて指板サイドのバインディングに一部剥がれが見られますが演奏上大きな支障はございませんので安心してご使用いただけます。
マホガニーのネックは薄めのネックシェイプで、快適な握り心地です。 ネックヒールにはストラップピンが追加されています。
ローズウッドのアッパーベリー・ブリッジにはショートサドルがセットされています。 1960年よりJ-45にはアジャスタブル・サドルが標準搭載となりますが、Southern Jumboにはスロットサドルが採用されていることから胴全体で響く華やかなサウンドを求めていたのではないかと想像できます。
ヘッドにはGibsonのモダン・ロゴに加え、クラウン・インレイがヘッドを飾ります。 ベル型のトラスロッド・カヴァーは個体によって2Pのものが見られますが、本機は1Pが採用されています。
チューニング・マシンにはKLUSON DELUXEのシングルラインが採用されています。 J-45の3連タイプのペグとは異なり、独立したチューナーが採用されているのも特徴です。
全体的に貫禄あるルックスに加え、J-45とは異なる装飾など本機ならではの魅力が詰まった1本です。
[スペック/付属ケース] TOP : Spruce BACK/SIDES :Mahogany FINGERBOARD/BRIDGE:Rosewood NECK:Mahogany NUT WIDTH : 30mm SCALE : 583mm CASE : Non Original Chip Board Case
[コンディション] -全体的に傷やウェザーチェックが見られますが、ヴィンテージならではの風格を感じられる1本です。 -音のビリつきや詰まりもなく演奏状態は良好です。 -12フレット上での弦高:4弦側 2.0mm、1弦側 1.5mm - サドル突き出し量:約 2.5mm-3.0mm -ブリッジにラッカーが吹かれています。 -全体にオーバーラッカーあり。
[あんしん保証:6ヶ月]
[通販安心サービス] 通信販売の場合、お客様に試奏の機会をご提供できないため、商品到着後6日間のお試し期間を設けています。 ご自宅で商品をじっくりお試しいただき、ご満足いただけない場合は商品代金をご返金いたします。 ※往復分の送料はお客様負担です。