「弾き込まれたギターにしか出せない音がある」
そう感じたことはありませんか。
新品同様の美しさも魅力ですが、どこか物足りなさを覚える。自分の手に馴染み、すでに鳴りを知っているギターのほうが、音楽に正直に応えてくれる――そんな感覚を求める方にこそ、このシルエットは響くはずです。
1993年、ローリング・ストーンズ再始動前のソロ期に、キース・リチャーズがメインで愛用していたことで知られるSilhouette。そのシシルエットの中でも本機は、初期シルエットならではのH-S-Hレイアウトを持つ貴重なモデルです。1989年製シャーラー製ハムバッカーをフロントとリアに2基搭載し、センターにはシングルコイルを配置。トレモロユニットとペグも当時の仕様を受け継ぎ、キース本人のハードテイル仕様とは異なりながらも、初期型ならではの個性を色濃く残しています。
ボディには塗装の剥がれや打ち傷、ステッカーの焼け跡など、決して少なくない使用感があります。けれどそれは、このギターが長い時間、実際の現場で鳴らされ続けてきた証。飾られるためではなく、音を出すために生きてきたからこそ、コードを鳴らした瞬間の反応や、手に吸い付くようなプレイアビリティに、他にはない説得力があります。
もしあなたが、「見た目よりも中身で選びたい」「本当に鳴る一本を探している」そう思っているなら、このシルエットは間違いなく候補に入るギターです。歴戦をくぐり抜けてきたからこそ手に入る、実戦向きのサウンドと弾き心地。この一本を、次に鳴らすのはあなたです。
【SPEC】
BODY:Aledr (Date:'89)
NECK:Maple
FINGERBOARD:Maple
P.U:Schalleer Hubmacker x2(Date '89)、Single-coilx1
WEIGHT:3.6kg
NUT-WIDTH:41.2mm
w/Original Hardcase
※ボディ塗装焼け/剥がれ、打痕傷多数、トーンポット交換、ステッカー跡あり
※当店にてしっかり調整安心の5年間調整保証付
※商品詳細につきましてはスタッフまでお気軽にご連絡を下さいませ。
※当店でご購入を頂きました商品は高額にて買戻をさせて頂きます。
担当 松井