1960年代末〜1970年代初期の"BC183L"搭載ファズフェイスです!
1966年後半に登場したユニークな形状のFUZZ FACEは、年代によりサウンドが異なり個体差も大きいモデルです。当初ゲルマニウムトランジスタ"NKT275"が採用されましたが、1960年代末にこのシリコントランジスタ"BC183L"を経て"BC108"などに仕様変更(他にBC109、BC183KA等も確認)されています。カラーもいくつかあり、筐体の底が浅いもの、深いものが存在します。1968年にアービター社とレンジマスターで知られるダラスミュージック社との合併により、"DALLAS-ARBITER・ENGLAND"名義となります。さらに1975年にはCBSによって買収されています。
本機は、"DALLAS-ARBITER・ENGLAND"名義でゲルマニウムトランジスタからシリコントランジスタへ移行した1960年代末〜1970年代初期頃の個体かと思われます。"BC183L"搭載機は、あのエリック・ジョンソンが愛用していることでも有名です。
FUZZコントロールを上げていくと、バリッとした太いブースト/オーバードライブ域から、さらに倍音が加わったサスティーン豊かなディストーション〜ファズサウンドまで変化します。ギターのボリュームを絞ることによって生まれるブライトなクリーンサウンドはやはり絶品です。"NKT275"仕様はマーシャルのブースターとして最高と言われていますが、こちらはより積極的にドライブサウンドを得るペダルとして、幅広く使用できると思います。温度や湿度に影響されやすいゲルマニウムトランジスタに比べて、安定したサウンドにも安心感があります。本品はアンカーボルト(止めネジ)が筐体側に固定されており、蓋を閉めてナットで固定させる手法に変更されていますが、特に動作に影響する部分ではございません。
Trangistors:BC183L×2
Jacks : RENDER×2
Switch : BULGIN
※ゴム足交換、電池スナップ交換、底部アンカーボルト交換(手法変更)あり
年代:1960年代-1970年代
付属品:なし
担当 : 佐野 (サノ)
※保証期間はお買い上げ日より1ヶ月となります。
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