Martin / 2004年製 D-45
1938年にD-45がラインナップとして登場し、その豪華な装飾や豊な響きを持ったD-45はたちまち多くのアーティストによって使用されてきました。
Martin D-45は最高峰モデルとし、いつかは所有したいギターとしても挙げられる1本です。
本機はD-45の中でも比較的手の出しやすい2000年代の個体です。
詳細を一緒に見ていきましょう。
ーネック材の変更
1938年以降ネックシェイプは年代によって変わってきましたが、一環としてマホガニー材が採用されてきました。
2003年まではマホガニーを採用するD-45が見られますが、2004年の個体からセレクト・ハードウッドが使用されます。
セレクト・ハードウッドはマホガニーと同じ広葉樹です。
とても硬い木材でネックとしての強度があることからMartin社で採用されています。
木質はマホガニーと似た導管を持っていることが伺えます。


ボディトップには杢目の詰まったシトカ・スプルースが採用されています。
トップ材を飾るようにホワイトのセルと、色鮮やかなアバロン・シェルのパーフリングが美しく輝きます。
ブレーシング・パターンはスキャロップドXブレーシングです。

ロゼッタにもホワイトとブラックを組み合わせたセルに加え、アバロンの装飾が施されています。

サイド/バックには柾目取りのインディアン・ローズウッドを使用。
濃淡のコントラストが美しく、トップ同様にホワイトのセルにアバロン・シェルのパールリングが採用されています。

バックストリップにはカラフルなパターンが採用されています。

指板には漆黒のエボニー材を使用し、D-45の代表的なヘキサゴン・インレイには宝石のような美しさのアバロン・シェルを採用しています。
天然ならではの美しい模様をご覧ください。

ダウンベリーブリッジは指板同様にエボニーを採用し、ショートサドルがセットされています。
ブリッジピンのドットにもアバロン・シェルが使用されます。

インディアン・ローズウッドを突板にしたヘッドにはMartinの最高峰モデルを意味するバーティカル・ロゴが華やかさを引き立てます。

チューニングマシンにはC.F.Martinの刻印がされたSchaller製のM6が搭載されています。
ゴールドのメッキに塗装された筐体が豪華さをプラスします。

一部ウェザーチェックは見られますが、クラックや修理歴も無いベストコンディションの1本です。
「新品は高いけど、綺麗なD-45が欲しい」という方はぜひお試しください。

[スペック/付属ケース]
TOP : Spruce
BACK/SIDES : Indian Rosewood
FINGERBOARD/BRIDGE:Ebony
NECK:Select Hardwood
NUT WIDTH : 43mm
SCALE : 645mm
CASE : Original Hard Shell Case
[コンディション]
-ノンクラックで20年以上経ちますが、綺麗なコンディションです。
-音の詰まりやビリつきもなく、演奏状態は良好です。
-12フレット上での弦高:6弦側 2.2mm、1弦側 2.0mm
-サドル突き出し量:約 1.5mm〜2.0mm
-Hard Caseハンドル交換あり。
-ケースはオシリ部分のリボンが欠損しているため180度開きます。
[あんしん保証:6ヶ月]
[通販安心サービス]
通信販売の場合、お客様に試奏の機会をご提供できないため、商品到着後6日間のお試し期間を設けています。
ご自宅で商品をじっくりお試しいただき、ご満足いただけない場合は商品代金をご返金いたします。
※往復分の送料はお客様負担です。