Martin / 1976年製 D-35
「D-28とは違うローズウッドモデルが欲しい」という方へ!
D-28のようなスプルース/ローズウッドの組み合わせをしながらも構造が異なるドレッドノートが1965年に登場します。
それこそがD-35です。
D-28とはどこが違うのかを紐解いていきましょう。
ー3ピースバック構造のローズウッドボディ
D-28と外観が異なるのがサイド/バックのローズウッドです。
2ピースのD-28に対し、3ピースが採用されているのがD-35の特徴です。
これは当時ボディ材に使用していたハカランダが枯渇したことにより考案されました。
本機はインディアン・ローズウッドが使用され、D-28とは違った深みある低音と、全体に広がる高音が美しく響きます。


トップにはきめ細かい杢目のスプルースを使用。
白セルによるバインディングとパーフリングはD-28と同じ仕様です。


指板にはエボニーが使用され、トーンの明るい杢目も感じられます。
白蝶貝によるドット・ポジションマークが入っており、D-28には採用されていない白セルのバインディングが指板サイドに施されています。


ネックはマホガニーが使用されており、程よい厚みのややVシェイプに近いプロファイルです。
握りにくさは感じず、快適なグリップ感です。
スクエアロッドが採用されています。


ブリッジは指板同様にエボニーが使用され、ショートサドルがセットされています。


ヘッドストックは70年代特徴の角ばりスッキリしたシェイプ。
C.F.Martinのデカール・ロゴが貼られています。


チューニング・マシンはGROVERの102チューナー(PAT刻印なし)を搭載。
70年代後半よりPAT刻印がないものに変更になっているのが特徴です。

ノン・スキャロップド・ブレーシングにより余計な広がりを抑え、スプルースとローズウッドの持つ深みと明るさをバランス良く出力してくれます。
D-28とは違うローズウッドのギターが欲しい方は、D-35は候補にぜひ入れてほしいお品です。


[スペック/付属ケース]
TOP : Spruce
BACK/SIDES : Indian Rosewood 3P
FINGERBOARD/BRIDGE:Ebony
NECK:Mahogany
NUT WIDTH : 43mm
SCALE : 645mm
CASE : Original Hard Shell Case
[コンディション]
-クラック補修もなく、非常に綺麗なコンディションです。
-音の詰まりやビリつきもなく、演奏状態は良好です。
-12フレット上での弦高:6弦側 2.5mm、1弦側 2.5mm
-サドル突き出し量:約 2.0mm〜3.0mm
-ナット、サドル交換あり(牛骨)
-ピックガード、ブリッジピン交換あり(オリジナルあり)
[あんしん保証:6ヶ月]
[通販安心サービス]
通信販売の場合、お客様に試奏の機会をご提供できないため、商品到着後6日間のお試し期間を設けています。
ご自宅で商品をじっくりお試しいただき、ご満足いただけない場合は商品代金をご返金いたします。
※往復分の送料はお客様負担です。