Gibson / 1936年製 Roy Smeck Radio Grande Conversion
「弦楽の魔術師と呼ばれたロイ・スメックのシグネチャーモデル」
バンジョーやマンドリン、ウクレレ、ギターなど様々な弦楽器を弾きこなすロイ・スメック。
Radio Grandeはスクエアショルダー・ボディに12Fジョイントを持つモデルです。
本機が製作されたのは1934年〜1939年の約5年間で、ハワイアンやジャズ、ブルースなどを演奏するロイのこだわりが詰まった1本です。
ー12Fジョイントのラウンド・ショルダー
J-45のようなラウンドショルダーのボディにはスプルースが使用され、90年近く経つ本機は数々の演奏で使用されてきたであろう傷や打痕、ウェザーチェックが貫禄あるルックスを感じさせます。

ピックガードはファイヤーストライプ柄のものが採用されています。

サイド/バックには柾目の美しいローズウッドを使用。

指板にはローズウッドが使用され、ナット幅47mmを持ちます。
インレイには花びらのようなフォルムをしたものが採用されています。

ネックにはマホガニーを使用し、しっかりした厚みを持っています。
しかし47mm幅とあって弾きづらさは感じず、快適な演奏性を感じられます。
トラスロッドが調節できるようなアジャスタブル・ロッドは仕込まれていません。

ブリッジはローズウッド製のレクランギュラー・ブリッジで、ショートサドルがセットされています。

ヘッドにはホワイトインクのGibsonスクリプト・ロゴに加え、Roy Smeck、Radio Grandeの文字が記されています。
ウェザーチェックや塗装の一部剥がれなど渋い印象を与えます。

チューニング・マシンはGROVERのオープンバック・チューナーが搭載されています。
経年の変化でチューニングの際に抵抗感を感じますが、演奏上の支障はございません。

ストロークをすると感じられるカラッとした元気なサウンドが特徴の1本で、ボディから放たれる振動も本機ならではの魅力です。
ぜひ、お試しください。

[スペック/付属ケース]
TOP : Spruce
BACK/SIDES : Rosewood
FINGERBOARD/BRIDGE:Rosewood
NECK:Mahogany
NUT WIDTH : 47mm
SCALE : 646mm
CASE : Original Hard Shell Case
[コンディション]
-使用上による細かな傷や打痕はありますが、年代を考えると綺麗なコンディションを保っています。
-音のビリつきや詰まりもなく、演奏状態は良好です。
-12フレット上での弦高:6弦側 2.6mm、1弦側 1.8mm
-サドル突き出し量:約 1.5mm〜2.5mm
-2弦ペグが交換されています。
-ボディバック中央右側に1箇所、ボディバック右下に1箇所、ボディ右サイドのくびれに1箇所にクラック補修あり。
-ボディサイド/バックにオーバーラッカーあり。
[あんしん保証:6ヶ月]
[通販安心サービス]
通信販売の場合、お客様に試奏の機会をご提供できないため、商品到着後6日間のお試し期間を設けています。
ご自宅で商品をじっくりお試しいただき、ご満足いただけない場合は商品代金をご返金いたします。
※往復分の送料はお客様負担です。