日本初上陸、ホンジュラスマホガニーにブラジリアンローズウッドを採用したレスポールタイプ TMG Guitar Kashmir Brazilian rosewood
あらゆる職人達のコミュニティーが集まるオレゴン州ベンド。広大な土地と自然豊かな環境でTMGは楽器を製作。おのおのが得意とする分野で、最高の品質を提供する職人達の技術が結晶して制作。それ故に楽器自体に固執したエゴは感じられません。持った瞬間から「あ、いいギター」と声が出てしまうネックグリップ。音を出せば素材の持つ良さを邪魔しない塗装や、無駄なスポイルをしないピックアップサウンドとアッセンブリー。ヴィンテージライクでありながらも、プロの現場で耐えられるプレイヤビリティ。ただスペック的に良い楽器なら、それを語る事は容易いですが、このTMG Guitarの製品は弾き手を如実に表すギターであり、スペックだけでは語れない完成された楽器です。品質と技術、そして現場で演奏するミュージシャンのフィードバックを着実に楽器へ注いでいるそのサウンドを体感すれば、言わんとしている事が理解頂けると思います。
【SPEC】
BODY:5A Flame Maple Top / Honduras Mahogany 1 piece Back
NECK:Honduras Mahogany 1 piece Neck
FINGERBOARD:Brazilian rosewood fingerboard and Mother of pearl 300R
P.U:TMG Custom Pickup 2 Humbucking
WEIGHT:4.19kg
NUTWIDETH:43.2mm
w/Original Hardcase
Medium Scale Neck
[SOUND REVIEW or OVERVIEW]
とうとうベールを脱いだTMG Guitarのレスポールタイプ、カシミール。日本初上陸となる本品はレスポールで考えられる最上級のマテリアルで構成された極上の逸品。1958年から1960年にかけて1,712本発売されたギブソン社のレスポール、その中にはゴールドトップも含まれた為、正式な本数は解りませんが現在ヴィンテージギターの中でも最も高いギターの代名詞となっているサンバーストカラーのレスポール通称バーストを踏襲して制作されたモデル。当時のオリジナル同様に、ホンジュラスマホガニーのワンピースボディにワンピースネックを採用。更にこれもオリジナル同様にブラジリアンローズウッドを指板に採用。ボディトップには5Aのフレイムメイプルを使用し更にエイジド加工を施す事でヴィンテージの風格を備えた造り。サウンドは膨らみのある立ち上がりの中に、マーチンで言う所の鈴鳴りのような美しい高音域の響を内包した美しくもあり、温かみもあり、長く弾いていたくなるサウンドを輩出。まだ世にほとんど出回っていないギターで、その内容は価格以上に価値のあるレスポールタイプです。
担当 松井