Sunrise - TC楽器 - TCGAKKI
Sunrise

 海外ではローリング・ストーンズ、U2、ボニー・レイット、ディヴィッド・リンドレー、ジャクソン・ブラウン、ライ・クーダー、リチャード・トンプソン、エミルー・ハリス、レオ・コッケ、ウィリアム・アッカーマン、ピーター・フィンガー、ベン・ハーパー等。国内では中川イサトさん、小松原 俊さん、増田俊郎さん、大塚まさじさん、岸辺眞明さん、小川銀次さん、押尾コータローさん等の著名アーティストに愛用されるマグネティック・ピックアップ・ブランドSunrise。

 1978年にロサンゼルスのショップでリペアマンとして働き始め、'84年に独立、ギター・リペア・ショップをオープンさせたジム・カウフマン氏。かねてからピエゾPUのブライトながらも低高域の周波数特性に難を示し、マグネティックPUのサウンドに惚れ込んでいた彼は、'78年にSunriseマグネティックPUの原型を完成させる。それは彼が理想とする「高いフィードバック・スレッショルド(スピーカーの干渉を受けてフィードバックや共振が発生するポイント)を持ち、 なおかつギターの音像的キャラクターを失わないマグネティックPU」に近いものであったが、PUには付きもののノイズを打ち消すことは出来なかったらしい。数年に亘り研究を重ね、PU内部で適切な形でアースを取ることによってノイズを抑えることに成功、今現在の仕様に落ち着いたのは'80年代後半のことだったいう。

■ Sunrise S-2

Sunrise S-2

参考定価50,400円

 Sunrise PUの完成の裏にはもうひとつ重要なファクターがあった。リペアマンということもあったジム氏はニール・ヤングやジェイムス・テイラー、ジャクソン・ブラウン、ダン・フォーゲルバーグ、スティーヴン・スティルス、デイヴィッド・クロスビーといった著名ミュージシャンを顧客としていたため、彼が作った製品をそのミュージシャンらに試して貰う機会に恵まれていたのである。

 アコギの音を電気信号に変換するために磁力とコイルを利用しているマグネティックPU。全属弦の振動(音)がコイルに電流(電気信号)を発生させて、それを出力しているという原理だが、使われる磁石の素材や、その磁石に巻き付けるコイルの太さや巻数等によって個体差が生まれるのは言うまでもない。Sunriseは、多くのブランドで大量生産される規格品とは異なり、ジム氏本人が全て手作りでクオリティを保持しているという。
 また、サウンド面での特徴として上げられるのが、高精度の低音再生。特にドロップさせた低音弦の音をパワフルに再現し、トップ振動までを拾うレスポンスに優れているところが、変則チューニングを多用するフィンガーピッカーに愛用される最大の理由なのでしょう。

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