Fender Vネックの秘密 - TC楽器 - TCGAKKI

エレキギター担当ニヘイです!!

 

1950年代のFenderのネックシェイプと言われたらパッと思い浮かぶのはVネックではないでしょうか?

特徴的なV型のシェイプは好き嫌いが分かれるシェイプの一つだと思います!

では何故、Leo FenderはVシェイプのネックを採用したのか。

それはLeoがカントリー・ウェスタンのミュージシャンの演奏を見た時に、親指で低音弦を押さえる(いわゆるシェイクハンドスタイル)で演奏しているのを見たのが、きっかけと言われています。

その時に使っていたギターがEpiphoneのEmperorだったそうです。

なのでFenderのVネックはEpiphoneのEmperorをモデルに作られたと言われています!

実際に1953年製のEmperorを触る機会があり、ネックシェイプも確かめた所 「確かにFenderの Vネックと似ている!」と感動したのを今でも覚えています。

1958年頃にVネックからフラットなネックに切り替わっていきますが、これはLeoがプレイヤーの意見を参考にして切り替えていったという話もあります。

 

プレイヤーに寄り添うFenderだからこそ生まれたVシェイプ。 逆に寄り添う事で無くなっていったと思うと感慨深いです。

 

もしEmperorを触る機会があったらLeoの顔とFenderのVネックを想像してみて下さい!!

 

それではまた!

 

ニヘイ

 

エレキギター

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