煤竹櫻樺巻きの本格的な篳篥をお値頃価格にて 美しい蒔絵が施された管箱付き
概要
篳篥(※ひちりき)。煤竹。櫻樺巻き。蘆舌1ケ(未使用品)、蒔絵付き漆塗り管箱付属。1980年代製作品。
状態
製作からの年数は経過していますが、使用数回のみ。管箱に保管したままの状態だったため、綺麗なコンディションを保ています。管箱の蒔絵・漆も綺麗な状態です。
特徴
図持は細身ながら管尻に至るまでの内径は筒状部分が長く、図持ちの細さに対して管尻はやや太めのフォルムです。
図持先端内径最大値14ミリ(若干横方向に楕円状)、管尻内径最大値10ミリ。
※篳篥(ひちりき)…日本の宮廷音楽、雅楽演奏にて主旋律を受け持つ二枚舌(ダブルリード)管楽器。奈良時代の少し前に中国から渡来したと言われています。本体は竹。管内は漆塗り。管頭、管尻、指孔の間は藤や樺桜の樹皮を細く引いた紐で巻き補強しています。一般的な篳篥(=小篳篥)の長さは約18センチ。西洋楽器のファゴットと同じくらいのサイズの芦舌(=蘆舌、リード/長さ約5.5センチ)を差し込み演奏します。