小鼓古胴/伝 阿波 鳳凰蒔絵小鼓胴

変わりカンナが施された江戸後期の小鼓古胴

概要
小鼓の古胴、漆蒔絵箱付き。江戸後期の製作品と思われます。胴内の請けには請けの上部には百足カンナ、下部には嵐カンナが施さており、所謂変わりカンナの類。音越し中央まで筋違いの刻みカンナが見受けられます。製作は江戸後期の阿波と思われます。桜の芯材が使われおり、しっかりとした力のある音色を備えています。

胴の全長：251ミリ

胴の受け外径：100ミリ〜99ミリ(真円ではありません)

革口厚み：10ミリ

風切り直径：31〜32ミリ(真円ではありません)

音越しの直径：29ミリ(専用ノギスがないため厚紙を切って擦らないギリギリの寸法から割り出しました)

重さは495グラム

状態
乳袋上の一部に漆の剥がれ落ち、蒔絵の浮き、ヒビが点在しています。革口外周に漆の浮き、蒔絵の剥がれ、欠けが発生しています。

※こちらの商品は返品、交換はできません。予めご了承ください。

☆コラム〜小鼓とは
☆コラム〜小鼓の組み立て方・打音の種類・手組の解説
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