往年のアメリカンコルネットの音色をお楽しみください!! 1915年製キング・ヴィンテージ・コルネット
[概要]
キング・ヴィンテージ・コルネット、ロングモデル“キング”。本体サテンシルバーメッキ仕上げ。ベルインナー、彫刻模様の一部が金メッキ仕上げの♯231モデルです。118ミリ・イエローブラスベル。446'(11.34ミリ)スモールボアモデル。A管ストッパーロッド付き。楽器重量1029グラム。付属品:ソフトケース(S.ハヤシ)
[状態]
ベル後方カーブ、1.3番抜差管、メインチューニング管外周に凹み修正痕。マウスパイプに小打痕修正痕点在。サテンシルバーのメッキは磨きや使用経年により光沢が出ている箇所が多く、サテン感は痕跡が僅かに伺える程度。彫刻模様の葉っぱ部分にあったはずの金メッキはほぼ消えています。ベルインナーの金メッキも薄くなっています。ベルフレアの裏側に施されている花模様の彫刻は後年に施されたものです。ピストンは摩耗により気密は緩くなっていますが、重ためのオイルを使用すれば演奏が出来る状態です。管内洗浄・軟モノ全交換、整備・調整済み。
[特長]
アメリカを代表する老舗管楽器メーカーのキング社が1898年より、創業者のH.N.ホワイト氏自らの設計による製作を開始した最初のロングベル仕様のコルネット。ロングモデルの名前のとおり、後にアメリカンコルネットの特徴ともなった長めのベルが採用されています。ただし、ベルボウはまだヨーロッパ、イギリスのコルネット同様にシェイパードクルークが踏襲された折衷タイプです。