ボディバインディングを配したクールなルックスが特徴の1966年オリジナル、カスタム・テレキャスター
1959年頃から1969年頃まで発売されたオリジナルのカスタム・テレキャスター。本来の名前はテレキャスター・カスタムですが、ヘッドのロゴなどを理由に一般的にカスタム・テレキャスターと呼ばれています。1972年にはテレキャスター・カスタムは大幅に仕様変更を行い再発売されますが、フロントポジションにハムバッキングを搭載するなど完全に元々のモデルの面影は無くなります。
この1966年製のカスタム・テレキャスターはCBS期ではありますが、レオ・フェンダー在籍時に製作されているギターで、サウンドや仕様にプレCBSの流れを残したモデル。トランジションロゴや、厚めのヘッド、ローズウッド指板とメイプルネックの接合面が指板のアールと同様に貼られているラウンドボードの指板や3プライのピックガード、スパイラルタイプのブリッジサドルなどの見た目の特徴もありますが、やはり1968年頃までのラッカー塗装の感じは、直接全体的な鳴りに直結していると感じる部分です。
かなり使用感があり、実際に演奏されていたと思われる個体で、バインディングなどは剥がれも多く、歴戦を戦ってきた歴史が垣間見える貫禄のある個体。故に本体自体の鳴りや響きは流石の一言。テレキャスターながらミドルの温かみがあり、歪ませても軸の音がしっかりしておりサウンドにぶれがありません。当店にてフレットとナットも交換済みですので、演奏性能も抜群、現場での使用に耐えられ、出音で納得させられるヴィンテージのカスタム・テレキャスターです。
【SPEC】
BODY:Alder
NECK:Maple
FINGERBOARD:Rosewood
P.U:Original Single Coil
WEIGHT:3.48kg
NUT-WIDTH:41.4mm
w/Hardcase (汚れ、レザー剥がれ、一部穴あり)
Long Scale Neck
※フレット、ナット交換あり
※セルバインディング剥がれ割れ多し
※当店にてしっかり調整安心の5年間調整保証付
※商品詳細につきましてはスタッフまでお気軽にご連絡を下さいませ。
※当店でご購入を頂きました商品は高額にて買戻をさせて頂きます。
担当 松井 暁