ギブソン傘下に収まる前に製作されたエピフォンのフルアコースティックギター1951年製Epiphone ZEPHYR DELUXE REGENT
1957年にギブソン社に買収されるエピフォン。Epiphone Banjo Corporationの社名になったのは1928年の事ですが、それ以前の1873年からヴァイオリンやリュートを製作する製作家"Anastasios Stathopulo"によってニューヨークに工房を構えたのが始まりです。この1951年製Epiphone ZEPHYR DELUXE REGENTはエピフォンのニューヨーク工房で製作されたフルアコースティックギター。17インチを越える大きなボディはボディ内部が完全に空洞になっており、大きな生鳴りも特徴。ヴァイオリンやピアノの共鳴板に使用されるスプルーストップに美しい杢目の出た、メイプル材をサイドとバックに使用しており、綺羅びやかで美しく、広がりのあるサウンドが魅力。エピフォンオリジナルのニューヨークピックアップを装備。出力は弱めながら、ニュアンスが出しやすく、高域特性に優れたピックアップでマテリアルの良さを十二分に活かした美しいサウンド。生鳴り良し、ピックアップサウンド良しで、どちらでも納得の美しいサウンドが得られる良質なフルアコースティックギター。数多あるフルアコースティックギターですが個性はミュージシャンにとって欠かせないアイテム「他と被らないから、周りの覚がいいよ」と演奏している姿すらも個性に繋がるフルアコースティックギターです。
[楽器コラム]VINTAGE GUITAR
【SPEC】
BODY:Spruce Top / Figured Mape Side&Back
NECK:Flamed Maple
FINGERBOARD:Rosewood
P.U:2 New York Pickups
WEIGHT:3.27kg
NUTWIDETH:43.2mm
w/Hardcase
Long Scale Neck
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担当 松井 暁