ドラムの選び方 Part2 - TC楽器 - TCGAKKI

 

ちょっとブレイク「チューニングキー」

ドラマーが持っている必須アイテムの中に、チューニングキーという物があります。これはドラムセットのセッティング時や、チューニングと呼ばれる太鼓の皮の張り具合を調整する時に使います。簡単に言うとネジ回しです。専門のドライバー工具のような物です。   photo
便利なことに、これ一個で済むように、ほとんど規格が統一されています。photo   photo

例外的にSONORというメーカーは、SONOR専用のチューニングキーを必要とします。   photo
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その他 あると便利なチューニングキー

これは手元のスイッチで右回り/固定/左回りの設定ができます。右回りにすると、ボルトを右回しで閉められ左に回すと空回りしてくれます。ボルトを沢山回さなければいけない時に重宝します。先はプラス/マイナスドライバーも取り付けられ、とても便利です。   photo

ペダル

バスドラムを演奏するのに使います。名前の通り、足で踏んで演奏します。

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ビーター

主にフェルトを使ったものが多く、その他に木製やラバー製のものもあります。硬い素材になる程アタックが強く固めのサウンドになっていきます。   photo

ストラップ
チェーン・タイプや、ベルト・タイプなど様々のモノがあります。

安定感があり、力の伝わりやすいチェーンタイプ   photo

柔らかく軽い踏み心地のベルトタイプ   photo

スムースな軽さと優れたレスポンスを実現したシャフトタイプ   photo

カム
ビーターへ力を伝える部分です。ストレートに力が伝わる真円カムと、踏み込んだ途中から加速する偏芯カムがあります。

真円カム   偏芯カム
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フットボード

フットボードも、大きいものタイプから小さいタイプまであります。
人それぞれ足の大きさも違いますし、実際に踏んでみて しっくりくるものを選びましょう。
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アンダープレート

アンダープレートがあると安定感あります。ただ好みにより適度に遊びがあるアンダープレートなしを好む人もいます。   photo

ツインペダル

通常バスドラム1つに対して、1つのペダルを使用します。しかし、このツインペダルを使うと、バスドラム1つに対して、2つのペダルで演奏が可能となります。
ワンバス(バスドラム1つ)のセットでも、ツーバス(バスドラム2つ)・スタイルが可能となるわけです。
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ペダル

スタンドは大きく分けて、ライドやクラッシュ等をセットするシンバルスタンド、ハイハットをセットするハイハットスタンド、スネアドラムをセットするスネアスタンドの3種あります。

シンバルスタンドは、上下の高さ調節とシンバルの角度を調節のみのストレートタイプ。アームと呼ばれるパーツによって、大きくせり出す形でセッティングができるブームタイプがあります。   photo

上がシングルレッグタイプ、右下がダブルレッグタイプとなります。   photo

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スネアスタンド   photo

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ハイハットスタンド
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以上ドラムセットの主要なアイテムをご紹介させて頂きました。
今回ご紹介したものも更にバリエーションがあり、また他にもアイテムが沢山あります。あとは楽器屋さんに足を運んで、色々発見してみましょう。

ドラムセットは自由にアイテムを組み合わせられます。シンプルなセットから、大きなセットまで好みでチョイスできます。次の章ではまずどんなアイテムから、揃えようかな?という時にちょっと参考になることをご案内します。とりあえず この章はここまでです。

ちょっとブレイク「ピッチ」

よくドラム製品の紹介で、「ピッチが高め」とか「ピッチが低め」とか書いているのを見かけませんか?これは音程の事を表しています。
メロディー楽器の場合、五線譜のようにきっちりとした音階があります。
それと同じように、打楽器にも音階(音程)があります。ただメロディー楽器ほど確立したものではないので、「音が高め」とか「音が低め」という曖昧さを持った表現の仕方をします。別名ハイピッチ(ピッチが高め)/ローピッチ(ピッチが低め)という言い方もします。

第二章(種類/サウンドイメージ)

いろいろ叩いてみたけど全部同じに聞こえる?!

こんな経験はないでしょうか?店員さんに色々話しを聞きながら、叩いてみたけれど全部同じに聞こえる・・。そんなあなた!安心してください。私もそうでした。

実際の音の違いは、自分のスネアを持ったり(基準になる音を覚えて比べたり)、ひたすらサウンドを聞いたり(数をこなす)しないと、なかなか判らないのが正直なところ。

でもそれではドラムを選ぶ際、困ってしまいます。そこで各パーツや材質から、大まかなサウンドイメージに迫ってみたいと思います。

*実際は同じ材質や形状でも、わずかな違いによりサウンドが異なる場合もあります。
あくまで大雑把なイメージとして見て下さい。

ドラムサイズについて

大きさなどでも、大雑把なサウンドイメージを見ることができます。
例えばスネアドラムを例に見てみましょう。
おおよそですが、スネアの平均的なサイズとしては口径が14"、深さが5"〜6.5"となります。

口径
ほとんどが14"サイズとなります。モデルとしては少ないですが、15"や13"12"もございます。口径が大きくなる程 低いピッチで低域が増し、小さくなる程ピッチが高く軽快なサウンドになっていきます。

深さ
そこそこバリエーションがあります。5"を平均として、5.5"、6.5"、更に深い7"や8"まであります。だいたい6.5"以上のものを「深胴」と呼びます。また5"よりも浅い、4"や3.5"というものもあります。浅いスネアを「ピッコロ」と呼びます。深くなっていく程 音量とパワーが増し、浅くなる程 切れのあるシャープなサウンドになります。

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第シンバル サイズについて

シンバルも大小さまざまな製品があります。シンバルの場合大きさ(直径)と重さ(厚み)で見ていきます。

大きさは、20"や16"など表記されていますので、それを見ていきます。
大きさ(直径)が大きくなる程、ピッチ(音程)が低くなり、小さくなる程ピッチが高くなっていきます。

重さ(厚み)も、ほとんど商品名に表記されています。Thin /Medium Thin/Medium/Medium Heavy/Heavy などがあります。Mediumを平均として、軽く(薄く)なっていく程 ピッチが低く、重く(厚く)なる程 ピッチが高くなっていきます。

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第シンバル サイズについて

ドラムのシェルには、様々な素材が使われています。大きく分けるとWood系(木材)、Metal系(金属材)、その他に人工的な新素材があります。

ウッドシェルのスネア

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メタルシェルのスネア

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新素材(カーボン)シェルのスネア

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Wood系
金属材に比べて、音量では劣るものの 温かみのあるサウンドが特徴です。1種類の木材のものから、数種の木材を組み合わせているものまであります。Wood系スネアの魅力として、使い込む程に鳴りが良くなっていくという点もあります。中古品や古いヴィンテージ品の需要も、こうした理由からではないでしょうか。

メイプル
おそらく最もドラムで使用されている木材。音の立ち上がりが良く、バランスとれた 明るく抜けの良いサウンドが特徴です。

バーチ
メイプルに比べて若干柔らかく、中低域よりのサウンドという特徴を持っています。

上記の2種が主な材質です。とりあえず、これだけ抑えておけば大丈夫です。
その他にも様々な木材があり、参考までにご覧下さい。

ビーチウッド
重硬で強度のある木材。粘りがあり、曲げ加工にも強い。サウンドは明るく芯が有り、パワフルな特徴を持っています。

マホガニー
木材の中でも、かなりウォームなサウンド 中域が豊かな特徴を持っています。
主にヴィンテージドラムで見かける木材です。最近のドラムでは、あまり使用されずヴィンテージドラムの復刻モデルくらいでしか使用されていません。

ローズウッド
重硬で響きが良い為、様々な楽器でよく使用される木材。材質の通り、硬質で太いサウンドが特徴です。

オーク
スティックでもありましたが、重硬で強度のある木材。サウンドは芯があり、他の木材に比べてパワフルなサウンド。

ポプラ
単体でというよりも、他の木材と合わせて使用することが多い木材。
最近のドラムではほとんど使われていません。主にヴィンテージドラムで見ることができます。

ゼルコバ
日本では建築など、古くから使われてきた「けやき」。ドラムの素材としては珍しく、この材をくり貫いて造ったCANOPUSのZelkovaが有名。

バンブー
こちらも日本では身近な木材「竹」。ドラムの素材としては非常に珍しく、以前YAMAHAから発売されていたモデルがあるくらいです。

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Metal系
木材に比べて、音量が大きくパワフルなサウンドが特徴です。木材よりも温度・湿度の影響を受けにくい特徴も持っています。金属は純度の高い素材から、強度や鳴りを計算して独自の合金を使用している場合もあります。*同じ金属でも厚みによって、だいぶ印象が変わってきます。

スティール
金属材の中で最もポピュラーな材質。しっかりとしたアタック、乾いたサウンドで、主にロック系プレイヤーに好まれています。

ブラス(銅と亜鉛の合金/5円玉の材質)
スティールに続きポピュラーな材質。スティールに比べて、ブライトで華やかなサウンドが特徴です。
レスポンス(反応)もスティールに比べて繊細です。

上記の2種が主な材質です。とりあえず、これだけ抑えておけば大丈夫です。
その他、参考までにご覧下さい。

アルミ(1円玉の材質)
暖かい音色で、アタックが強くサスティーンが短めなのが特徴。

ブロンズ(銅とスズの合金/10円玉の材質)
ブラスと同じく銅の合金です。ブラスに比べて、やや深みがあってマイルドな特徴があります。
より派手なサウンドがブラス、まとまりのあるサウンドがブロンズとなります。
ちなみにブロンズの方が重量があります。

チタン
他の金属に比べて、圧倒的な音量を持つ。ドラム材としては非常に珍しく、国内メーカーのKITANOのチタンドラムが有名です。

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木材と金属材以外

アクリル樹脂(透明性の高い合成の樹脂)
透明なドラムを見かけたことはありませんか?あれがアクリルシェルです。どちらかというとサウンドよりもヴィジュアルが印象的です。サウンドは高域が少なめで暖かみがあり、サスティーンは短めです。

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ファイバーグラス(ガラス繊維)
海外メーカーFIBESが始めて採用した材質。芯のある固めのサウンドが特徴。過去に国内メーカーPearlからメイプル材を組み合わせたMaplefiberglass等も発表されています。

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カーボンファイバー(炭素繊維)
軽量でありながら、あらゆる面で耐久性に優れた材質。現在様々な分野で使用されているおなじみの素材です。木材のような温かみのあるサウンドでいながら、強いアタック、パワー、サスティーンに優れています。ただ材質が高価な為、価格も高めです。

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ちょっとブレイク「ピッチ」

よくドラムの紹介などでメイプル6プライ ( Maple 6Ply ) など、記載されているのを見たことがありませんか?これは木材を使ったドラムシェルの構造を表記したものです。
直訳すると「層」という意味になります。木胴シェルの場合、シェルの強度を増す意味でも何枚かの木材を重ねて、シェルを形成していたりします。例えば冒頭のメイプル6プライ とは、メイプル材を6層に重ねて形成しているという意味になります。

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この構造は、同一の木材だけでなく複数の木材を組み合わせる場合もあります。例えばLudwig社のヴィンテージ ( 何十年も前の古いもの ) ドラムで見かけるマホガニー+ポプラ+マホガニーの3Ply構造などがあります。
この他にも、色々な音質を求めて 様々な組み合わせが試されています。また層を増やし、何十層もの構造をしたものまであります。

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これに対して、単板と呼ばれる1Ply構造のものもあります。これは一枚の板で作ったものです。
先にご案内した通り、層を作るのは強度を増す意味もあります。それに比べて一枚板で形成するのは、強度を保つ意味でも高度な技術を必要とします。その為この構造の製品はラインナップの中でも上位機種として、若干高価なものが多いです。

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ちなみにシェルの構造の一つとして、レインフォースメント(Reinforcement)仕様というものがあります。これは直訳で「補強」という意味ですが、ドラムヘッドが接触する近辺のみリング状に木材で補強をされています。主に単板シェル(1Ply)構造に多く見られます。

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フープ
ドラムヘッドを押さえているフープは、大きく分けて2種類ございます。

オープンな鳴りが特徴のプレスフープ。photo

アタック感が強く、まとまりのあるサウンドが特徴のダイキャストフープ。photo

この他に木製のフープもあります。同じ金属製でも材質が違ったり、重量が違うことでニュアンスも変わってきます。

テンション数(ボルトの数)

フープを固定しているテンション数が多いほど、より精度の高いチューニングができます。
最初は8本くらいの物がオススメです。
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スナッピー
大きく分けて、「全面当たり」と「内面当たり」の2つあります。

全面当たりは、繊細に反応し小さな音に対しても効果がでます。
またスナッピーの残響音も多い特徴があります。
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内面当たりは、全面に比べると反応も小さく残響音も少なめです。
現在は内面当たりの方が主流の傾向があります。
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スナッピーも材質や、コイル(響き線)の本数が様々なものがあります。
比較的簡単に交換できるので、自分の好みにあったものを探して見ましょう。
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ドラムヘッド
ドラムのヘッドも、大きく分けると3種類あります。

コーテッド・ヘッド(写真 左):
左白く表面がザラザラしているヘッドです。最もよく使われるヘッドです。ちなみにジャズのブラシ奏法はこのヘッドのザラザラを利用して行います。

クリア・ヘッド(写真 中央と右):
透明なフィルムのヘッドです。コーテッドに比べて明るいサウンドが特徴です。
真ん中に丸いドットシールが貼ってあるタイプもあります。よりアタックが強調されハードロック系のドラマーなどに愛用されています。その他フイルムを2枚重ねにしたタイプもあり、倍音を抑えた甘く太いサウンドが特徴です。

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スネア・サイド
スネアドラムのボトム用ヘッドです。非常に薄いフイルムで出来ています。

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ちょっとブレイク「チューニング」

ドラムヘッドの張り具合を調整することをチューニングと言います。通常 打面側のボルトを閉めていくと(テンションをかけると言います)、音の立ち上がりが早く、アタックが強調されていきます。
またピッチ(音程)も高くなっていきます。逆に緩めると、立ち上がりやアタックを抑えたサウンドになっていきます(ピッチも低くなってきます)。

ボトム側(下側)にテンションをかけていくと、サスティーンや余韻が減って 切れのあるタイトなサウンドになっていきます。逆に緩めると、余韻やサスティーンのあるファットでルーズなサウンドになっていきます。チューニングにはさまざまなやり方がありますが基本的には下記の方法を参考にすると良いでしょう。

チューニングの仕方 バターサイド
それぞれ対面のボルトを少しずつ締めていきます。最初は手で締められるところまで締めます。
次にチューニング・キーを使って1/2〜1/4くらいずつ締めていきます。

途中、全体の音のバランスをチェックしながら行います。この時、ドラムヘッドの中心に軽く指を触れながら、チューニングボルト付近を叩いて音をチェックします。

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チューニングの仕方 スネアサイド
スネアサイドも最初は手で締められるところまで締め、チューニング・キーを使って1/2〜1/4くらい、少しずつ締めていきます。しかし打面のバターサイドと違って、スネアサイドはヘッドが非常に薄いので、叩いてチェックはしません。指で軽くおして少しだけ凹むくらいを基準にしていきます。

またこの時、フープとシェルの高さを目視でチェックします。ヘッドが柔らかいので極端に一箇所テンションがかかってしまう場合があるからです。目視で均等にテンションがかかっているかもチェックしていきます。

第三章

これさえ覚えておけばバッチリ! 〜ドラムメーカー〜

さていざドラムを買ってみようという時、沢山のメーカーの製品があるので、どこがいいの〜?と迷ってしまう方も多いと思います。

そこでまず覚えて頂きたい二大ブランドがあります。
それはLudwig(ドラムメーカー)とZildjian(シンバルメーカー)です。

Ludwig(米国の打楽器総合メーカー)

ドラムをまったく知らない時に、先輩に一番最初に教えてもらったメーカーがLudwigでした。ユーザーとしては、ビートルズのリンゴ・スターや、レッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムなど錚々たるドラマーが名を連ねます。

ドイツから移住してきた二人の兄弟 ”ウィリアム・ラディックとテオバルト・ラディック" によって、1909年 米国シカゴにを設立。会社の売却や買戻しなど紆余曲折を経ながらも現在まで続く老舗メーカーです。

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Zildjian(世界最大規模のシンバルメーカー)

約400年の歴史を持つ。創始者は、オスマントルコ時代にシンバルの製造を飛躍的に進歩させ、皇帝よりシンバル職人を意味する「Zildjian」の称号を与えられたアベデス氏。長い歴史の中で多くのプレイヤーが愛用し、現在も続く老舗中の老舗メーカーです。

現在、あらゆるスタイルに対応する幅広いラインナップが用意されています。当店でも最も人気のあるシンバルメーカーです。

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その他のメーカー
海外ブランド 国内ブランド シンバル
Gretsch Pearl PAiSTe
Slingerland TAMA SABIAN
DW YAMAHA Istanbul
Rogers Canopus TURKISH
SONOR Mapex MEINL
PREMiER Negi 小出
NOBLE&COOLEY KITANO  
OCDP    
PORKPIE    

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新品と中古の違い、ヴィンテージの魅力!

シェルの材質のところでお話しましたが、特に木材の打楽器は使いこまれる程よく鳴るようになっていきます。中古やヴィンテージのドラムは、生産完了モデルなど希少性という魅力もありますが、サウンドが育っているところも魅力の一つです。木材ではありませんが、シンバルも同様です。程よく使いこまれたシンバルは、サウンドに落ち着きが出てきて、柔らかい耳ざわりの良いサウンドになってきます。
ドラムを探す時に、そういった所も吟味すると良い楽器を見つけられるかもしれません。

最後に

ドラムを始めようという時に、まずフルセットやエレドラを手にして練習に励む方、またスティックやペダル、スネアやシンバルと順にアイテムを増やしていく方もいらっしゃいます。
当店のお客様を見ていても思うのですが、ほんとに皆さん楽しそうです。もちろんアイテムを手にすると上達も早くなるという側面もあります。ただシンバルを一枚一枚吟味しながら選んでいるお客さんを見ていると、演奏の上達+こういった事も楽しみの一つなんだなと思います。このコーナーがドラムを楽しむ きっかけになってくれれば幸いです。
ご覧頂いて有り難うございました。

 

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