管楽器の種類 - TC楽器 - TCGAKKI

管楽器」には、たくさんの種類がありますが、音が鳴る仕組みで考えると、大きく3つにわかれます。それぞれ、音を出すための吹き方は異なりますが、口の廻りの筋肉と息(エア)の使い方が重要な役割を果たしている点では共通しています。各楽器の特徴を簡単にご紹介します。演奏したい管楽器を探す指標にしてください。

 

リップリード楽器

トランペットやトロンボーン、ホルン、チューバ、ユーフォニアムなど、その多くが真鍮製で出来ている金管楽器群は「マウスピース」と呼ばれるパーツを口に当てて、唇を振動させることで音を鳴らします。それぞれ、専用のマウスピースを使います。

トランペット
明るく華やかなサウンドはオーケストラからジャズまで幅広いジャンルで活躍。メインパートをとることも多い花形の管楽器。

コルネット
トランペットよりも小振りで、その姿のとおり、丸みを帯びた暖かい響き。ニューオーリンズ・ジャズや英国式ブラスバンドの主役。

フリューゲルホルン
コルネットよりも更に柔らかく、深みのある音色が特徴。ブラスアンサンブルやジャズのソロ演奏で人気。フレンチホルン長い管がクルクルと巻かれた「かたつむり」のようなルックスと音の出口(ベル)が後ろを向いているのが特徴。オーケストラや吹奏楽での出番の多さではトランペットを凌ぎます。

トロンボーン
スライドと呼ばれる伸び縮みする管(くだ)の長さを右手で調整して音程を変えます。管やベルの太さ・大きさの違いからアルト、テナー、テナーバス、バスと別れますが、音が出る仕組みは同じです。

ユーフォニアム
音域はトロンボーンとほぼ同じですが、柔らかく丸みのある響きが特徴。おもに英国式ブラスバンドや吹奏楽で使用します。

チューバ
金管楽器の中で一番大きく、低い音が出る楽器。吹奏楽では、コントラバスとともに全体を支える縁の下の力持ち的存在。

 

リード楽器

サックスやクラリネットに代表される楽器です。ケーン(葦/あしの一種)という植物の茎を加工した「リード」と呼ばれる薄い板を振動させることで音を鳴らします。サックスやクラリネットは一枚のリードをマウスピースに重ね合わせて振動させることで音を鳴らすので、シングルリード楽器ともいいます。一方、オーボエやバスーンにはマウスピースはなく、二枚のリードを重ね合わせて振動させるので、ダブルリード楽器と呼ばれます

サックス
比較的音が出しやすい人気の管楽器。発音できる音域の違いから、次のような種類があります。ソプラノ:高音域を軽やかに奏でます。ソロ楽器として活躍。アルト:吹奏楽からオーケストラ、ジャズまで幅広いジャンルを担います。テナー:アンサンブルでは対旋律を担当することも多いですが、ジャズやポピュラー音楽では主役となります。バリトン:低音担当。リズムを担当する場合が多いです。マウスピースとリードはそれぞれ専用のものを使います。

クラリネット
クラシックからジャズまで、ソロや主旋律を吹くことも多い人気楽器です。管体は木で作られています。音域により、E♭クラリネット、B♭クラリネット、アルトクラリネット、バスクラリネットなど、様々なクラリネットがあります。ジャンルを問わず使用頻度がもっとも高いのはB♭クラリネットです。マウスピースとリードはそれぞれ専用のものを使います。

オーボエ、バスーン(ファゴット)、イングリッシュホルン(コールアングレ
)
リードを2枚重ねて振動させるダブルリード楽器。それぞれ音域・音色は異なりますが、繊細で澄んだ音色に魅力があります。弦楽器ともブレンドしやすく、オーケストラには欠くことのできない管楽器です。それぞれ専用のリードを使います。

 

エアリード楽器

フルートに代表される楽器です。歌口に息を吹き込んで管内を共振させて音を出します。エアリード楽器とも呼ばれます。マウスピースもリードも使いません。誰もが一度は吹いたことがあるリコーダーもエアリード楽器の仲間です。軽やかに演奏しているイメージですが、トランペットよりも息をたくさん使わなければなりません。

フルート
上品な音色が魅力。オーケストラ、吹奏楽、ジャズ、ボサノバなど、様々なジャンルで活躍します。演奏するときは長いフォルムですが、ケースに入れる時は3つに分解します。コンパクトに持ち運び出来る点でも人気です。
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