形而上学的な手法と哲学の追究 - Ervin Somogyi -

モダンアコースティックギターの基礎を築いた者


アコースティックギターの領域において、その基礎を築いた存在として広く認識されているのはMartinやWashburnである。しかし、これらの伝統的巨人の肩に立ち、独創的なアプローチと深い情熱により、ギター製作の常識を覆し、新たなるスチール弦ギターの標準を樹立した人物が存在する。その名はErvin Somogyi。彼のギター製作に対する情熱とキャリアは、独特の背景と経験によって形成されている。Somogyiは、「モダンギター製作」という舞台において、その存在感を確固たるものにしているのである。
著者である私自身も所有しているが、Somogyiのギターは、まさに音楽の魔法を封じ込めた宝箱であり、彼の作品に触れた者は瞬時にその虜となるであろう。

多様な文化的背景からの影響とギター製作への道

1944年、ハンガリーのブダペストに生を享けたSomogyiは、幼少期に多国間を遍歴し、ワールドツアーを繰り広げた。彼の人生には、戦争の影響が色濃く刻まれている。第二次世界大戦中、ナチスによるユダヤ人迫害を経験した彼は、家族やコミュニティが被った苦しみと喪失から、深遠なる人生観を育んだ。この多文化的な経験が彼に豊潤なる理解力、適応力、そして忍耐力を授け、様々なクラフトや模型を創造する歓びをもたらしたのである。カリフォルニア大学バークレー校にて英文学を修めた後、ピースコープスに参加し、多岐にわたる職を経た。
その後、ギター製作への情熱に導かれ、1970年代にIrving Sloaneの『Classic Guitar Construction』を読んだことが契機となり、ギター製作を開始したのである。

カーメル・クラシック・ギター・フェスティバルでの転機

1977年に開催されたカーメル・クラシック・ギター・フェスティバルは、Ervin Somogyiにとって極めて重要な転機となった。このフェスティバルは、ギター製作者や演奏者が一堂に会し、新しい技術やデザインについて意見を交換し、フィードバックを得る絶好の機会であった。ギター製作のオリンピックとも言えるこのイベントで、Somogyiは自身の技術やデザインを業界の標準と比較する貴重な機会を得たのである。
しかし、フェスティバルでのフィードバックはSomogyiにとって必ずしも好意的なものではなかった。彼の作品に対する批判は、まるでギターの弦が切れたかのような衝撃を与えた。これまでの技術やデザインが業界の最高水準に達していないことを痛感したのである。この経験を通じて、Somogyiは自身の技術やデザインを根本から見直し、改善する決意を固めた。
彼は新しい技術や理論を積極的に学び、既存の方法にとらわれない革新的なアプローチを採用することに専念した。木材の選定や音響設計、美的感覚に至るまで、ギター製作に関するあらゆる側面を再評価し、最適化する努力を重ねた。特に、音響理論に基づいたトップ材のブレーシング(支柱配置)や、ダブテイルジョイントを改良したモーティス・アンド・テノンジョイントの導入など、技術的な革新が顕著であった。

ユーモラス

Ervin Somogyiは、その技術的な卓越性に加え、卓越したユーモアセンスをも有する人物である。彼のユーモラスな側面は、数々の逸話やジョークに満ち溢れ、ギター製作のプロセスに独特の味わいを付加している。彼は、自身の「伝説的な」ギターモデルとして「ヒンデンブルク」や「タイタニック」を挙げ、これらをあたかも失敗作であるかの如く描写する。また、「カボチャ彫刻コンテストでの名誉ある言及」といった、ギター製作とは無関係な功績を誇らしげに紹介し、自己風刺のユーモアを交えている。

彼のギターに関する架空のスペックや免責事項もまたユーモラスである。例えば、ギターを「純粋に爆発的なサウンド」と称し、使用者に「心臓発作や毛が逆立つような体験に注意」と警告するなど、誇張と風刺が交錯した表現が特徴的である。Somogyiはまた、架空のバンドや実在しないギターモデルの「成功」の逸話を紹介し、彼のキャリアのユニークさと創造性を際立たせている。これらの話は、彼のギターが単なる楽器を超越したものであり、彼の個性と創造性が詰まった芸術作品であることを示している。

特に興味深いのは、彼が不倫の際に経験した因果応報とも言える出来事である。ある夜、Somogyiとガールフレンドは、暗闇の中で白い接着剤をマッサージローションと誤用してしまった。翌朝、二人は接着剤で互いにくっついてしまい、消防を呼びホースで引き離してもらう羽目になった。この出来事は小さな町で発生し、町の人々がその騒動を見物に集まるほどの恥辱を招く事件となった。彼はこのエピソードを「最も恥ずかしい瞬間」としてユーモアたっぷりに語っている。

彼のブログやバイオグラフィには、こうしたユーモアに満ちたエピソードが数多く紹介されており、彼の親しみやすい人間性を垣間見ることができる。Somogyiの作品を所有することは、彼の哲学とユーモアを共有することでもあるのだ。詳細は彼のブログやユーモラスなバイオグラフィをご覧いただきたい。

フィンガースタイルプレーヤーに対する哲学的アプローチとModified Dreadnought (MD)の開発

Modified Dreadnought (MD) は、伝統的なドレッドノートギターに比べてややスリムなボディを持ち、そのウエスト部分はより明確に定義されている。この設計は、ギターを抱える際の快適性を大幅に向上させるとともに、演奏中の疲労を軽減する役割を果たす。ウエストのくびれは、単に視覚的な美しさを提供するだけでなく、音響的な重要性も持つ。この特徴により、ギターのレスポンスが高まり、音はよりクリアでバランスの取れたものとなる。

Ervin Somogyiは、フィンガースタイルプレーヤーに対する深い哲学的アプローチを持っている。彼のギターは、奏者と楽器が一体となるような設計が施されており、ギター自体が奏者の音楽的な表現を最大限に引き出すパートナーとなる。彼の目標は、ギターがまるで奏者と対話するかのように反応し、音楽を生き生きと表現することにある。

私自身も、1998年に製作されたModified Dreadnoughtを所有している。このギターは、トップにシトカスプルース、サイドおよびバックにはハカランダを使用している。この頃からサイドにはダブルレイヤーが採用されることがあるが、この個体は単板である。このギターに出会うまでは、正直なところSomogyiについて無関心で、「なんかすごい人」程度の認識しかなかった。

しかし、このギターを手にし、一音鳴らしただけで私は一気にSomogyiの虜となり、知的好奇心を抑えられなくなった。その音は、弦楽器というよりもチェンバロのような打鍵楽器に近く、これまで体験したことのないものであり、深い衝撃を感じざるを得なかった。さらに、Somogyiのポリシーであるアートとしての側面にも感銘を受け、このギターのインレイや装飾がそのサウンドを形作っていると感じる。

Somogyi自身はインレイや装飾がサウンドに影響を与えないと述べているが、私にとってはギター自体に魂が宿っているかのように感じられ、まるで生き物のようなライブ感を得ている。

トップ材の厚みとトーンウッドについての見解

トップ材の厚みは、ギターの音響特性に多大な影響を及ぼす。Somogyiは、トップ材の厚みを最適化することで、ギターの音響性能を極大化させる技術を有している。トップ材が過度に厚ければ音が鈍重になり、過度に薄ければ音が過度に明朗となることを理解し、適切なバランスを見出すことに専念している。Somogyiのトーンウッド選定に対する執念は、まるで宝石商が最高のダイヤモンドを選別するかの如きものである。彼は、各種木材の音響特性を深く理解し、それぞれの木材がギターにもたらす音色を熟知している。最高品質のトーンウッドを厳選し、その特性を最大限に活かす設計と製作に邁進している。

また、SomogyiはトーンウッドをQuality Factor(Q値)によって評価している。Q値とは、物体の振動特性を示す無次元量であり、エネルギー損失の少なさを示す指標である。具体的には、エネルギーが一周期内で失われる割合に対する全体のエネルギーの比率として定義される。高いQ値は、物体が長時間にわたって振動を維持し、エネルギー損失が少ないことを意味する。

ギター製作において、Q値はトーンウッドの評価に極めて重要である。高いQ値を有する木材は、音のサステインが長く、純粋でクリアな音質を提供する。これにより、演奏者は音の持続時間と明瞭さを最大限に享受することができる。Ervin Somogyiは、このQ値を深く理解し、ギター製作において最適なトーンウッドを選定し、その特性を最大限に活かす技術を駆使している。


設計と技術

エアポンプアナロジー

Ervin Somogyiのギター製作に関する哲学において、ギターを「エアポンプ」に例える類推は、ギターの音響特性の理解において極めて有効であると考えられる。Somogyiは、ギターのトップおよびバックがいかにして弦の振動エネルギーを受容し、それを音響として外部に放出するかを説明する際に「エアポンプ」という概念を用いる。このアナロジーは、ギターが本質的に空気を動かすための機械であり、その効率性はギターの設計および材料に大きく依存していることを示唆している。

具体的には、ギターのトップおよびバックは弦のエネルギーを効果的に空気に伝達し、音波として放射する役割を担う。ギターのブリッジは、弦のエネルギーをギター全体に伝達する主要な役割を担い、上下にポンプのように動くことで空気を押し出す。この運動が音を生成するメカニズムの一部であり、ギターの各部位がいかに共鳴し合うかが音質を決定するのである。

ここで、少々想像力を駆使していただきたい。ギターのトップおよびバックが弦の振動を「受容し」空気を動かす様は、まるでポンプのごとき動作である。Somogyiのギターは、精密な空気圧ポンプの如く機能し、音を生成する。その際、トップおよびバックが弦の振動エネルギーを捉え、それを空気の波動として外部に送出する様子を想起していただきたい。まるで小さな工場がフル稼働しているかの如き光景である。

Somogyiの哲学は、ギターを単なる楽器としてではなく、音響的な機械として見做すことで、その設計および製作技術を極限まで高めることにある。この視点が、彼のギターが持つ独特の音響特性および芸術的価値を創出している。ギター製作において「空気をいかに効果的に動かすか」が音質に直結することを強調し、このアプローチを通じて、彼のギターは他のギターとは一線を画す音響性能を持つ楽器となっているのである。

Somogyiのギターを演奏することは、まるで小さなエンジンを操作するかの如き感覚を味わうことができる。彼のギターは、空気を動かす精巧なポンプのように、演奏者の指先からのエネルギーを受容し、それを美麗な音楽に変換する。従って、Somogyiのギターを手にする際、演奏者はただの奏者ではなく、音楽を生み出すマエストロとなるのである。

ネックジョイント

Ervin Somogyiのネックジョイント技術は、一般的なスチール弦ギターの技術とは一線を画し、精密かつ堅牢な構造を持つ。Somogyiはモーティス・アンド・テノンジョイントを採用し、ネックとボディの一体感を極限まで高めている。モーティス(凹部)とテノン(凸部)が精緻に噛み合うことで、強固で安定した接合を実現している。この工程により、ネックとボディが完璧に一体となり、ギター全体がひとつの完璧な機械の如く機能するのである。

さらに、彼はこの接合技術を支えるために、カスタムジグを使用している。このジグはギターの中心線と精確に一致するよう設計されており、ネックのアライメントを最適化する。このカスタムジグは、まるでギター職人の魔法の杖のような存在である。

これにより、ギターの音響特性が最大限に引き出され、演奏者にとってのレスポンスが向上する。どれほど繊細な音であっても、ギターは即座に応える。Somogyiのギターを奏でると、楽器が自らの思考を読んでいるかのような感覚に陥るだろう。演奏者とギターの間には見えない絆が形成され、音楽はその絆を通じて自由に流れ出すのである。

モーティスアンドテノンジョイントの利点

・接合面積が広いため、力の分散が均等である
・高精度な噛み合わせにより、緩みが少ない
・接着剤を使用することで、接合部の強度がさらに増す
・構造的サポートが提供され、木材の割れを防ぐ

 

ダヴテイルジョイントの利点

・くさび形状により、非常に高い引張強度を提供
・自己保持力があり、接着剤なしでも高い保持力を発揮
・装飾的な美しさを持ち、見た目が美しい

ブレーシング

Ervin Somogyiは、ブレーシングが音響エネルギーの伝達と共鳴において果たす重要性を深く理解している。彼の設計は、音の振動を効率的にトップ板全体に伝達し、均一な共鳴を目指している。ブレーシングの配置と形状は、音響エネルギーが無駄なく伝達されるように設計されている。

Somogyiのブレーシングは、音の振動が迷わず進むための道筋をつける、音のナビゲーターのようなものである。巧妙に設計されたブレーシングは、音響エネルギーをトップ板全体に導き、ギターの音を豊かに響かせる。彼はブレーシングがギターの強度を確保しつつ、過剰な重量を避ける信念を持っている。これにより、トップ板が自由に振動し、豊かでレスポンシブな音を生む。このバランスにより、音響性能と耐久性が両立している。彼のブレーシングは、ギターの内部に隠された設計図のように、音の質を最大限に引き出している。

さらに、Somogyiはタップチューニングを用いてブレーシングの位置と厚みを決定する。これはトップ板を叩いてその共鳴音を聞き、最適な音響特性を得るためにブレースを調整する技術である。このタップチューニングは、楽器が自ら語りかける瞬間であり、Somogyiがギターと対話しながら最適なブレーシングを見つけるプロセスである。

塗装

フレンチポリッシュは、その極めて薄い層がギターの表面を覆うため、トップ板とバック板の振動を妨げることがない。対照的に、ラッカーや他の塗装方法は、その塗膜がギターの振動を抑制し、音響エネルギーの伝達を阻害する。この違いが、フレンチポリッシュの音響特性の優位性を決定づけている。

Somogyiは、ラッカー仕上げを施したギターのタップトーンが、塗装前に比べて大幅に減衰することを観察している。まるでギターが「窒息」してしまったかのように感じるのだ。一方で、フレンチポリッシュを施したギターは、そのタップトーンをしっかりと保持し、トップ板とバック板の「生き生きとした」音響特性を維持する。これにより、演奏者はより豊かで深みのある音色を楽しむことができる。

ダブルレイヤー

Ervin Somogyiのギター工房は一度火災で全焼し、この悲劇的な出来事が結果的にサイドのダブルレイヤー構造を生み出した。工房の焼失により、多くの道具や材料が失われ、彼は新たなスタートを切らざるを得なかった。中には火事によって穴が空いた木材もあり、Somogyiはこれをトーンウッドとして活用する方法を模索した。その結果、ダブルレイヤー構造が誕生したのである。通常、合板は三枚の板で構成されるが、ダブルレイヤーの名の通り、Somogyiは二枚の同種木材を使用している。この技術はクラシックギターの世界でも採用されているものである。

Somogyiは、ダブルレイヤー構造がギターの全体的な性能を大幅に向上させることに気づいた。二層の木材を使用することで、音の伝達が効率化され、サイド部分の耐久性と構造的安定性が高まり、豊かで明瞭な音が得られるのだ。火災という逆境から生まれたこのアイデアは、Somogyiの革新と適応力を象徴している。Somogyiの設計は、音響特性を最大限に引き出すことを目的としている。二層構造により、ギターのサイド部分がより強固になり、音の共鳴が増幅される。ダブルレイヤー構造の利点は、単なるコスト削減のための発想ではなく、むしろコストは余計にかかる。

その他にも、Somogyiの哲学とサウンドを決定づける要素は多々あるが、ここでは一部のみを共有するに留める。

職人技の哲学とアートとしてのギター

Ervin Somogyiのギター製作は、単なる工芸品を超えたアートの領域に達している。その哲学は、ギターを単なる楽器として捉えるのではなく、音響的および視覚的な美しさを追求することにある。Somogyiは、ギターの製作プロセス全体にわたり、形而上学的な手法と深い哲学的な探求を組み合わせている。

Somogyiは、ギターの音が単なる物理的な振動ではなく、魂の表現であると考えている。彼の形而上学的なアプローチは、ギターを製作する過程において、素材そのものが持つ本質的な「存在」を引き出すことを目指している。ギターの各部分が調和し、一つの統一された「存在」としての音を生み出すことに彼の技術が集中しているのである。

彼は、自身のギターが持つ「声」を最大限に引き出すことに力を注いでいる。各パーツが相互に調和し、全体として一つの芸術作品として機能するように設計される彼のギターは、まるで一つの生命体のように感じられる。Somogyiの目標は、演奏者が触れる瞬間にその美しさと音響特性の素晴らしさが感じられるギターを作り上げることである。
彼のインレイワークは、単なる装飾を超えて、ギター全体の美的統一感を高める役割を果たしている。Somogyiは、ギターが視覚的にも聴覚的にも魅力的であることが、演奏者にとって豊かな体験を提供すると考えている。彼のギターを手にした瞬間、演奏者はまるで一流の絵画を手に入れたかのような感動を覚えることだろう。

このような形而上学的手法とアートの融合は、Somogyiのギターを他の製作者のものとは一線を画すものにしている。その結果、Somogyiのギターは、演奏者にとってかけがえのないパートナーとなり、長く愛され続けることとなる。彼のギターはただの楽器ではなく、奏者とともに物語を紡ぐ存在である。
彼の教育者としての役割もまた、この哲学の延長にある。Somogyiは、若手ルシアーに自身の技術と哲学を伝えることに情熱を注いでいる。彼のワークショップやクラスは、多くの人々に影響を与え、ハンドメイドギターの芸術と技術の発展に大きく貢献していることは間違いない。彼の弟子たちは、彼の教えを受け継ぎつつも、それぞれの個性と創造性を活かして新しいギター製作の道を切り開いている。

Somogyiのギターを手にすることは、まるで音楽の歴史と未来を同時に握りしめるような体験である。彼の教えを受けたルシアーたちもまた、その哲学と技術を次の世代へと受け継ぎ、ギター製作の未来を明るく照らしている。

統括

Ervin Somogyiのキャリアは、多様な経験と深い情熱によって形作られてきた。彼のギター製作に対する細部へのこだわり、革新的なデザイン、そして教育者としての貢献は、ギター製作の世界において彼が残した大きな足跡である。彼の情熱と献身が、ハンドメイドギターの芸術と技術をさらに豊かにしていることは疑う余地がない。

Somogyiほど自らの作品に対し自信満々に哲学を語るルシアーは、稀有である。まるでギターを製作するのではなく、ギターと対話しているかのような彼の姿勢は、所有者にとって単なる所有物以上の価値を提供する。彼のギターを手にすることで、まるで楽器が「おい、今日はどんな曲を奏でるんだい?」と話しかけてくるような気さえする。
その存在は、ギター製作の世界において永遠に輝く遺産である。彼の哲学とビジョンを具現化した作品は、今後も多くの人々に感動とインスピレーションを与え続けるであろう。Ervin Somogyiのギターは、ただの楽器ではなく、一種の魔法のようなもので、彼のギターを手にした瞬間、誰もが「なるほど、これがギターというものか」とうなずくことだろう。

1944年生まれのSomogyiは2024年現在80歳で、心臓にはペースメーカーが埋め込まれている。
一年、一ヶ月、一日でも長く彼の新しい哲学に触れたいと切に願う。

Advance Guitars
内藤

参考文献
Making The Responsive Guitar
The Responsive Guitar

出典
Ervin Somogyi - https://esomogyi.com