トランペット・マウスピースの重さのお話 - TC楽器 - TCGAKKI

くぼ管・中村です!

トランペット吹きの皆様、マウスピースを選ぶ時っていつも何を基準に選んでいますか?

 

リム形状、音色、コントロール性...選ぶ基準は本当に人それぞれだと思います。

かくいう私は吹きやすさ>リム形状>音色が主な基準。それが完全に逆転している時もありましたが、どんなジャンルを演奏するかにもよって変わりそうですよね。

 

さて、選ぶ物差しの一つとして重量が挙がる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一般的には優先度の低い...というより、普通くらいの重量だったら気にしない、という方が多いかもしれません。

 

早速手元にあるマウスピースをいくつか測ってみました!

Bach:91g

Bob Reeves:99g

Lotus:92g

AR Resonance:87g

Monette:124g

Patrick:100g

GR:104g

Warburton:94g

Giardinelli:94g

 

もちろんモデルによって数グラムの差が出てくるのですが、なんとなく見えてくるものがありますよね。

Bachが91gということで、これが一つの基準になっているようです。

AR Resonanceはそれに対してやや軽めですね。90~100g前後は一般的な重量である、と言えそうです。

 

一方でMonetteは124gと超重量級ですが、吹いてみても不思議とその重さを感じさせないのが興味深いところ。

 

重い方が音がよくまとまり(締まり)、パワーのあるサウンドや、そっと吹いた時に暖かい音が得られる...一方で軽いマウスピースは反応の良さ、明るいサウンドなど、重量によって得られる特徴も様々。

しかし軽いマウスピースを使ってとんでもなく分厚いサウンドを出すプレイヤーもいるわけで、ただの目安でしかありません。

 

結局のところカップとスロートサイズ、バックボアのバランスがすべてなのでしょう。使っている楽器の重量とのバランスも大事かもしれませんね。マウスピースの悩みはいつになっても尽きないものです。

 

 

なんともまとまりのない記事になってしまいましたが、私自身もずっと悩んでいることですので、お許しください(^^;

どうしても自分だけでは判断が付かなくなってしまった方、ぜひ一度店舗へお越しください。一緒にああだこうだと、悩んでみませんか。

中村

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