【商談中】6/4(日)まで
名手シュテファン・ドール氏が難曲をやり遂げるためにチョイスしたフルトリプル!!
[概要]
ヤマハ・フルトリプル(F/B♭/ハイF)・ホルン。MSスロート・イエローブラス/デタッチャブルベル(※)。12.0ミリ・12.3ミリ(Fサイド)ロータリーボア。ラッカー塗装仕上げ。ロータリーキャップ1ケ金メッキ加工。フリッパー装着。マウスピースアダプターはシャンク別に2種、合計3ケ(真鍮2/洋白1)付き。ヤマハ純正ワンピースベル用ハードケース付属(サイン書きあり)。1990年代製作品。受注生産モデル。現在時価扱い。
[状態]
※製作時はワンピースベルだった個体をベルカット仕様に変更(ベル部分の台座は途中カット/カット部分の台座跡ラッカーなし)。ベル胴と1番管設接着部分のハンダ入れ直し、ベル胴の補強板手前、抜差管・ロータリー枝管・2番管奥に小凹み修正痕あり。ベル縁に塗装変色。各管先端、ベル内側に塗装落ち、すりキズ点在。ロータリー分解洗浄・各管整備済み。
[特徴]
受注生産のため新品が楽器店に並んでいることが少ないヤマハのトリプルホルン。この楽器のポテンシャルの高さを世界的に知らしめたのが、1998年にバレンボイム指揮ベルリンフィルにて演奏された『シューマンの4つのホルンと大オーケストラのためのコンツェルトシュテュック』。このコンサートでシュテファン・ドール氏が、この難曲を確実にやり遂げるために選んだのが、ヤマハ製フルトリプル。その時の歴史的名演は周知の通り。安定した音程バランスと軽快なレスポンスはもちろんのこと、しっかり吹き込んでも受け止めてくれる豊かなキャパシティを備えた逸品です。