YAMAHA / 1977 L-52 CUSTOM
サウンドデモと当個体を纏めた記事はこちら
[YAMAHA LEGEND HISTORY]
https://tcgakki.com/pages/yamaha-legend-history
1974年、YAMAHAは高級志向を強めた"Lシリーズ"のラインナップを発表しました。
第一弾として発表されたのは"L-31"
FG-2000をラグジュアリーに昇華させたモデルで、これが1975年発表のCustomシリーズへと繋がっています。
シリーズ名のLは"Luxury(高級)"を表し、当時ラインナップされていたFG/N/Lの3シリーズの中でも最もグレードの高いモデルが連なっています。
更に、Lシリーズの1975年からラインナップされた4モデルは通称"四天王"という仰々しい称号がついており、その4モデルの見た目はどれも、特徴的でデザイン性に目を惹かれます。
今回ご紹介するのは、1977年製のL-52 CUSTOM
GibsonのEverly Brothersを想起させる真っ黒のジャンボボディ。
ボディ幅は約435mm、ボディ厚は120mm弱で、かなり広いボディ幅を持っています。
ポールサイモンとジョンレノンの所有機は、L-52の後継機であるCJ-52をベースにカスタムオーダーされており、両者ともにサウンドに惚れ込んだようです。
サウンドの印象はメイプルらしいカリッとしたクリスプな印象と共に、YAMAHAらしさを持った音圧が特徴です。
TOMのように各弦でサドルが設けられているため、音の分離が非常に良いというのに加えて決してうわずったサウンドではなく、しっかりボディが振動し重厚なローを感じることもできます。
アーチトップのようにジャズやブルースにも適したYAMAHA ACOUSTICの中でも特にオンリーワンな音色です。
[コンディション]
ネックおよび木部のコンディションは、アコースティックギターの専門職人によって点検・調整され、すべての箇所が良好な状態。
ネックはストレートに調整されビビりや音詰まりはなく、12フレット上での弦高は6弦側が2.5mm、1弦側が2mmの快適な演奏状態にセッティングしております。
ネックにはカポ取り付けによる塗装剥がれ、ボディにはバックル傷が多数見られます。
[SPECIFICATIONS]
TOP:Solid Spruce
BACK/SIDES:Solid Maple
NECK:Maple
FINGERBOARD/BRIDGE:Ebony
SCALE:650mm
NUT-WIDTH:44mm
CASE:Non-Original Hardshell Case(TKL)
[あんしん保証:6ヶ月]
[通販安心サービス]
通信販売の場合、お客様に試奏の機会をご提供できないため、商品到着後6日間のお試し期間を設けています。
ご自宅で商品をじっくりお試しいただき、ご満足いただけない場合は商品代金をご返金いたします。
※往復分の送料はお客様負担です。