貴重なハカランダ期のD-35
◎ギタリストの中村俊介氏(https://lit.link/shunonguitar)による試奏動画
マーティン初の3ピースバック・ボディを持つD-35は1965年に試作され、'66年に正式発表されました。ボディとネックにはバインディングも施されています。ボディ材にはハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)が採用されましたが、1969年にはイースト・インディアン・ローズウッドに変更されました。3ピースバック仕様の特性として、D-28に比べて低音が抑えめで、よりブライトで伸びやかなトーンが得られます。さらに唯一無二と言えるハカランダ材の特性が加わり、分離が良く、高音の輝きや音の膨らみが増しています。
D-35は70年代の日本のフォークシーンでも高い人気・評価を得ていた機種で、D-28に比べて少し高さの低いXブレーシングが D-35特有のレスポンスの良さや豊かなミッドレンジに寄与したとも云われています。ストロークからフィンガーまでバランス良く対応できるので、弾き語りスタイルのミュージシャンにはもってこいの機種だと思います。
本器は1967年製、機械押しのS/N #2288XXで、スクエアロッド、メイプルブリッジプレート、"PAT PEND"刻印入りのグローヴァーといった仕様を備えています。全体に細かく入ったウェザーチェックが渋さと貫禄を醸し出しています。ピックガードは収縮が進み、ガード下にクラックを生じさせていたため、クラック修正後に張り替えて塗装して元の塗り込みと近く仕上げてあります。ネック裏のラッカー塗膜はベタつきが出ていたため、プレイヤビリティを考慮して塗装を生地着で再塗装してあります。
ネックは概ねストレートで、12フレットの弦高は6弦で2.5mm、1弦で2.1mmほど、サドルの高さは2.0mmほどになります。フレットはローポジションに少し凹みが見られますが、ツマリやビリつきは無く演奏性は良好です。やや太めのネックが頼もしく、ミッドレンジの効いた芯のある鳴りが心地良いです。
※5年調整保証付き
【SPEC.】
トップ:シトカ・スプルース
サイド/バック:ハカランダ
ネック:マホガニー
指板&ブリッジ:エボニー
スケール:646mm
ナット幅:44mm
ウェイト:2.10
ハードケース付属
※マーティンクラック修正, PG交換等あり
担当:井上(イノウエ)
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